四王寺山一周 ― 2017年05月13日 21時38分48秒
雨も上がったので、午後から山歩きに出かけた。裏山の四王寺山も新緑がきれいだろう。
四王寺山一周は、太宰府政庁跡から登るのが一般的だろうが、僕は最近は県民の森センターからが多い。いろんなルートを選べるし、エスケイプルートもたくさんある。
今日もセンターに車を停めて出発。センターのシャクナゲなどの花が綺麗だ。
駐車場から子供の国のほうへ進むとこのような池があり、鯉がたくさん泳いでいる。奥のほうには水時計が見える。
子供の国は、草の広場です。遊具もいくつかはあるけれど、子供を広場で安心して走り回らせることができる。
ここにも美しい花が咲いていました。なんの花だろう?
子供の国の広場に入りすぐ左手に進むと東屋があり、脇を通り抜けると左に登る遊歩道がある。そこを登ると舗装道路に出る。
舗装道路を右に進む。
百メートルほど登ると右に、礎石群への道が現れる。左は焼き米ヶ原の駐車場所だ。
礎石群のほうに進むと、右に小さな池がある。一度も枯れたことがないという「鏡ヶ池」だ。池の側には、墓標が二つあり、「高橋紹運」に係る、いわくのあるものだそうだ。
左に政庁跡への下山道を分け、毘沙門天への道に入るとすぐに、こんなきれいな花がわいている樹があった。何という花だろう、帰って図鑑を調べたがよくわからなかった。
毘沙門天への道は、山城としての兵站路であったところもあり、一輪車も通ったようだ。
外周路から見た大野城市方面
毘沙門天に出た。右の赤い鳥居をくぐれば野外音楽堂への道で周遊路となる。
毘沙門天は左のこの石の鳥居をくぐって石段を登る。
せっかくだから、この四王寺山の最高地点「大城山(410m)」の山頂を踏んでいこう。山頂は毘沙門堂の左手すぐにある小高いところで、一応三角点がある。
元に戻り、赤い鳥居をくぐって進み、杉の植林帯を抜けて、高度を下げれば、舗装道路の向こうに野外音楽堂がある。近頃使われたことはあるのだろうか。
音楽堂の上の舗装道路を少し左に進むと、こんな黄色い車止めがある入口が見える。百閒石垣への道だ。道は右下へ、左上へ、そして真ん中と三方向あるが、真ん中か左上の道をとろう。二つは百メートルくらい先で合流する。
気持ちのいいこんな道で、前方の視界も開けている。
滑りやすい急降下の道をロープを補助に下ると、百閒石垣に出る。修復が終わったばかりだが、もう草に覆われて見にくくなっている。その石垣の上部を進むとすぐ先で左に道が下っている。
この道を下ると小川を渡り、舗装道路に出る。
舗装道路を左に百メートルほどで、鮎返りの滝への道が現れる。
進むこと百メートルほどで、右手に「鮎返りの滝」が見える。昨日の雨で水量が多めで、ずいぶん滝らしく見えた。
滝を右手に見ながら、舗装道路をずんずん進むと、やがてこんなきれいな場所に出る。
本コースで、僕が最も好きな場所だ。
丸太の橋を渡って進むとすぐに左に「小石垣」がある。
小石垣
周遊路は、小石垣の案内板の前を少しだけ進んだところにある分岐を左に登る。まっすぐ流れに沿って進むコースが好きなんですが、今日は四王寺山を一周するので左に登る。案内板の「外周土塁へ」の方向です。
小石垣の上を横切り登っていくと、やがて外周路に出ます。
外周路に出て、しばらくすると本コース中一番きつい登り(といってもたいしたことはありません、体力のある人なら走って登れるくらいです。)の大原山への登りに出ます。
汗をかきながら登ると、大原山の山頂(355m)です。本周遊コースにある二つの山頂のうちの一つです。もう一つは、さっきの大城山ですね。
山頂をすぎてこんな道を何度かアップダウンすれば、
33石仏の多く祭られている一帯に出て、
太宰府の街を見下ろして、
大変気持ちのいい広場、「焼き米ヶ原」に出ます。
焼き米ヶ原を突っ切って舗装道路に出ると、対面が先ほど登り始めた時の「増長天礎石群」への入り口に出て、
礎石群の右手に「子供の国」への下りがあり、すぐ右に31番札所の石仏があり、その前を左に下り、
道なりに下ると、大きな石が真ん中に座っている子供の国に帰り着きます。
午後からの山歩きは、ちょうどいい2時間少々の気持ちのいいハイキングでした。
(12:50)県民の森センター発、 (13:08)鏡ヶ池、 (13:36)毘沙門堂、
(13:37)大城山山頂、 (13:51)野外音楽堂、 (14:02)百閒石垣、
(14:14)鮎返りの滝、 (14:24)小石垣、 (14:33)外周土塁、
(14:47)大原山山頂、 (15:05)焼き米ヶ原、 (15:20)県民の森センターに戻る。
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