梅の実2017年06月08日 23時52分49秒

 猫の額ほどの庭に1本ある梅の木が、今年は大量に実をつけた。すずなりという形容詞がふさわしいほどだ。前の道路にぽとぽと落ちているので気が付いて、収穫した。多分10キロ程度はあるだろう。台所が甘酸っぱい香りで充満している。
 さて、何に使おうか。梅干しはそれほど食べないし、漬け方が難しい。やはり梅酒かな。氷砂糖とホワイトリカーがあれば簡単に作ることができるみたいだ。今度の土日の仕事ができた。

AKB48グループ総選挙2017年06月18日 00時57分10秒

 今年のグループ総選挙も終わりましたね。指原さんの三連覇は見事ですが、いくつか残念なこともありました。
 ・投票のやり方がやはり不透明ですね。もっと実際の人気が反映され るように工夫してほしい。一人1票が原則でしょう。
 ・梅雨の時期に沖縄での開催は、やはり無理があったようです。
 ・須藤梨々花さんの結婚宣言は、フアンへの裏切り行為でしょうね。   僕も好きなメンバーだったけど。週刊文春関係にお泊り愛がスクー プされ、やむを得ず結婚発表になったのかもしれないです。
 ・チーム8のメンバーがもっとランクインして欲しかった。特に、早坂  つむぎさんです。夏目雅子さんを思い出すような美形ですよ。今のと ころ僕の一番好きなアイドルです。まあ、彼女は大事に育ててくださ  い。将来の大女優なれるような逸材ですよ。それに小田えりなさんも 魅力的ですよ。
 ・HKT48では、下野由貴さんにはランクインして欲しかったね。がっ   かりしないで大学での学業頑張ってね。朝長美桜さんは、そろそろ  先を考えたほうがいいかも。

 以上、とりあえずの感想ですが、今夜はグループの「ラブ修行」という曲を聴いて寝ます。なかなかいい曲ですよ。テレビでやってた中で、前田美月さんというメンバーはもう卒業されたそうで、もっと頑張ってほしかったですね。

自動運転の車2017年06月21日 00時39分04秒

 ずーっと疑問に思っていることがある。自動運転の車の開発を各社がしのぎを削っているようだが、あれははたして需要があるものだろうか。
 全くないことはないだろうが、ごく特殊な場所での活用になるのではないかと思う。
 これから先公道で自動運転の車が多数走ることはないと思います。
 まず、自動運転の車は、融通が利かなくて車の流れを妨げる。あんなのが一台走っていたら混雑すること間違いなし。
 何よりも車の運転をする楽しみがなくなる。自分でハンドルを切り、アクセル、ブレーキで操作するのは、自分の体を使って走る延長線上にあり、それが自動車を運転する楽しみになっている。そう感じている人が多いのではないか。できればオートマチックも廃止してほしいくらいだ。
 自動運転の車では、マイカーに乗る意味がない。公共交通機関を利用したほうがましだ。
 何で自動運転の車を開発するのか、知っている人は教えてほしいな。そんなことに貴重な研究コストをかけるくらいなら、もっと燃料電池車とかエネルギー面での研究を進めてほしい。
 近頃邪険にされている太陽光発電で水素を作り、水素で走る。すぐそこまで来ているのに、もっと進めて欲しいなあ。

梅雨時の山歩き2017年06月25日 23時37分16秒

  昨日は、久しぶりに大雨だったが、今日はどうやら曇り空のままのようだ。ということで、久しぶりのアウトドア。
 このところ足腰の調子が悪かったので山歩きはひかえていたのだが、逆療法で歩いてみるかと、裏山の四王寺山に出かけた。
 いつものように、四王寺県民の森センターに駐車して、子供の国を通って周遊コースへ。
 五月の新緑時からいつの間にか、もう夏草が生い茂っているようになっていた。梅雨時は植物の生育が早いからなあ。
 ザックの中には、雨具と水筒と飴しか入れていない。写真を撮ろうとしたら、カメラを玄関脇に置いたまま出てきたことに気が付いた。
 まあ、歩いてみるだけでいいか。増長天礎石群からいったんあのホオノキの咲いていたところに行き、もう咲いていないか確認して引き返し、焼き米ヶ原、大原山を通り抜け、松川分岐の先から左折して小石垣へ下る。僕の好きな小川の道を通って、隠し田のような山間の田んぼを通り抜け、主城が原の横辺りを通り、33番石仏の近くの集落を取り抜けて県民の森センターに戻った。周遊コース全体の三分の一強というところか。一時間くらいの山歩きだったが、汗をかいてとても気持ちがよかった。
 次回は朝日会で九重高原の散策かな。そろそろ井原山のキツネノカミソリが咲き始めるし、他の山のキツネノカミソリも見てみたいし。

熊と踊れ2017年06月28日 21時27分03秒

熊と踊れ
熊と踊れ(上、下)(アンデシュ・ルースルンド&ステファン・トゥンベリ共著 ヘレンハルメ美穂 羽根由 共訳)ハヤカワ文庫

 やっとミステリーを一つ読めました。老眼が進んで目が疲れることもあるのだが、何よりも集中力や根気がなくなってきたのが、自分でもわかる。

 実は、このミステリー読み終えるのに、ひと月くらいかかってしまった。 これは、宝島社の「このミステリーがすごい!」とハヤカワミステリマガジンの「ミステリが読みたい!」で第1位、そして週刊文春の「ミステリーベスト10」でも第2位にランクされた昨年のベストミステリーで、帯にも「一気読みを妨げる要素は何もない」などと書いてある。
 
 翻訳は平易で、わかりやすいし、登場人物もそれほど多くないので、外国人特有の人物の特定がしにくいこともない。すらすら読める文体です。

 でも、文庫本といえども、上下二冊で1130頁もあるんですよ。とても一気読みできる分量ではないです。それに周辺事情や心理的な描写が多く、直接的には物語のあらすじにはかかわらないところが多い。つまり、僕にとっては余計と感じるところが多くあって、そのため物語に興ざめするところがでてくる。 
 さらには、イヤーな感じの展開が多々あって読む気をそがれるのです。

 物語は、主に兄弟による連続銀行強盗事件で、いわゆる「ノワール」ものです。これは、犯罪がある程度成功しないと面白くならないわけですが、この小説はそのあたりがどうなのか。読んでいてイヤーな感じが最初から付きまとうわけです。

 スェーデンで実際起こった事件がモデルで、共著者の一人はその犯人の兄弟だそうです。書きようによったらもっと面白いものになったのだろうが、物語の面白さよりも、兄弟の絆のようなものが大きな主題となっているようで、それがこの小説の面白さを削いでいると思いましたね。
 ミステリーファンやエンターテイメント小説ファンには、あまりお勧めしません。少なくとも僕は面白くなかった。