エニグマ変奏曲2010年01月18日 22時44分05秒

エルガー エグニマ
エルガー エニグマ変奏曲 作品36
レナード・バーンスタイン指揮 BBC交響楽団
 年末に観た映画「のだめ」の中で使われていた曲で、とても印象に残る曲で、また聴いてみたくなった。映画を観た時は、まだなんという曲か知らなかったので、後でネットで調べてみたら、エルガーの「エニグマ変奏曲」(正しくは「管弦楽のための独創主題による変奏曲」)の中の「ニムロッド」という曲であることがわかった。さっそくCDを購入して、今、繰り返し聴いている。
 エニグマとは「謎」という意味だそうだが、何故そう言われているのか。一つは、主題と14変奏曲からなるその変奏曲の1曲1曲が作曲家エルガーの友人等を表しているとのことで、それが誰のことかという謎。これは既にみんな誰かがわかってしまっているとのことである。
 もう一つの謎は、曲として演奏はされないけれど、全体の中に隠された何か(主題)で、これについてはまだ正解がないと言われてるようだ。私も気にはなるが、まあ、解明するだけの知識も能力も時間も気力もないから、「そうなんだー」というだけ。
 それよりも、映画に使われた10曲目の「ニムロッド」という曲の素晴らしさです。ニムロッドとはエルガーの親友だった人のことらしいが、
この曲を聴くと、なんだか静かな大きくて深い森に入っていくような感じを受けて、とてもいい感じになります。とても広くて穏やかな感じを受けます。
 ニムロッドは、とてもいい人だったようですね。