三郡山、宝満山 ― 2011年09月24日 17時54分43秒
三郡山(さんぐんさん 935.9m)、宝満山(ほうまんざん 829.6m)
今年は北アルプスを断念したので、この連休はなんだか山には登りたくなかったのだが、あまりにもいい天気になったので、近くのいつもの山に登る。
久しぶりに、宝満川源流コースを登る。僕が密かに命名している三郡・宝満ゴールデントライアングルコースだ(登りのコースは、山と渓谷社の地図「福岡の山々」に載っているが、下りは載っていない)。
油須原公民館バス停から林道を少し車で登って駐車する。宝満川の渓流に沿って登るコースだ。
今年は北アルプスを断念したので、この連休はなんだか山には登りたくなかったのだが、あまりにもいい天気になったので、近くのいつもの山に登る。
久しぶりに、宝満川源流コースを登る。僕が密かに命名している三郡・宝満ゴールデントライアングルコースだ(登りのコースは、山と渓谷社の地図「福岡の山々」に載っているが、下りは載っていない)。
油須原公民館バス停から林道を少し車で登って駐車する。宝満川の渓流に沿って登るコースだ。
しばらく登ると尾根コースと谷コースに分かれるが、当然谷コースが楽しい。
なめ滝の横を登ったりと変化に富んでいる。渓流を何度も渡渉しながら登りつめていく気持ちのいいコースだ。
途中の分岐に「難路」と案内してあるが、それほどのことはない。山慣れている人ならなんということはない普通の登山道だ。
最大の傾斜地を登りきったあと少しだけ谷に下るのだが、どこかで道を間違えたらしい。
本来なら、チョロチョロと流れ出ている宝満川の源流の横を通り、苔谷を登るのだが、いつの間にか林の中から、いきなり航空管制ドームへの舗装道路に出てしまった。ちょっと不注意だと何度かに一度は間違える道だ。
舗装道路をつきあたりまで登り、金網フェンスの横を回りこむと、三郡山の頂上に登りつく。
山頂ではススキが秋の気配をかもしていた。
昼食をとって、宝満山を目指す。
縦走路はいくらかのアップダウンはあるが、いつ歩いても気持ちのいい道である。たくさんの登山者とすれ違う。
一時間弱で、宝満山直下の「稚児落とし」の岩壁の横に出る。
左側から鎖を伝ってよじ登れば、宝満山の山頂だ。今日も山ガールなどたくさんの登山者で賑わっていた。
少しの休憩で下山。往路を長崎鼻まで戻り、すぐ先を右折する(写真では左下に)。
急な下りだ。人がほとんど通らないと見えて、道が荒れてきている。踏み跡もはっきりしなくなるし、もう少ししたら廃道にならないか心配だ。僕の大嫌いなクモの巣が、あちこちに張りめぐらされ、顔にべたべたと巻きついてくる。全くもう。
中腹以降は、さらに倒木がひどく、登山道をあちこちでふさいでいる。
植林帯が全く手入れされていないようだ。
日本の林業の深刻な状況を垣間見たようで、気持ちが暗くなった。
ずんずんと下って、源流の渓流を渡渉し、
朽ちかけた木の梯子を登れば、油須原からの登山道と合流し、駐車場所はすぐである。
今回のコースは、変化に富んだとてもいいコースなのに、登る人が少なく、道が荒れてきているのがとても残念だ。
(11:04)林道発、 (12:30)舗装道路に飛び出す、
(12:37)三郡山山頂、昼食、 (13:00)宝満山へ、
(13:53-14:05))宝満山山頂、 (14:25)長崎鼻、すぐ下を右折、
(15:10)駐車場所に戻る。
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_ モンブラン万年筆 - 2013年04月19日 08時33分43秒
三郡山、宝満山: 山と音楽とミステリーと
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