ボヘミアン・ラプソディ ― 2019年02月03日 20時47分37秒
友人の付き合いで、「ボヘミアン・ラプソディ」という映画を観た。ロックグループクイーンの音楽映画でヴォーカリストのフレディ・マーキュリーを主人公とした伝記的音楽映画です。
クイーンの活躍した70年代後半から80年代にかけては、僕が仕事で最も忙しかった時期で、その当時の音楽、映画、テレビ番組など全く見る時間などなかった。そのためかこのクイーンも僕は名前は聞いたことがある程度でどんなグループかは今日まで全く知らなかった。
この「ボヘミアン・ラプソディ」という映画は、昨年の映画興行で最も収入を上げた映画というからたくさんの人が見たのだろう。それでも僕は、近頃ものまね芸人さんがフレディのまねをして「行列のできる法律相談」なんかに出ていたのだが、何だろうとよくわからなかったくらいだ。
で、不承不承で映画につきあったのだが、映画としてはまあ、凡庸なものだろうと思いますが、音楽シーンがとてもよかった。クイーンの曲がメロディがとても美しくて、それにフレディの声と歌がいい。だんだんと映画にのめりこんでいって、例の「ライヴエイド」コンサートのシーンでは本当に涙が出るくらい感動しました。
もっとも、僕の大嫌いな同性愛のシーンなどもあって、その場面は思わず目を背けましたがね。
家に帰って、もしやと思って家のCDを探してみたら、この2枚がありました。家人がファンで昔買っていたようです。
やはり映画の表題になっている「ボヘミアン・ラプソディ」という曲が好きですね僕は。
クイーンの活躍した70年代後半から80年代にかけては、僕が仕事で最も忙しかった時期で、その当時の音楽、映画、テレビ番組など全く見る時間などなかった。そのためかこのクイーンも僕は名前は聞いたことがある程度でどんなグループかは今日まで全く知らなかった。
この「ボヘミアン・ラプソディ」という映画は、昨年の映画興行で最も収入を上げた映画というからたくさんの人が見たのだろう。それでも僕は、近頃ものまね芸人さんがフレディのまねをして「行列のできる法律相談」なんかに出ていたのだが、何だろうとよくわからなかったくらいだ。
で、不承不承で映画につきあったのだが、映画としてはまあ、凡庸なものだろうと思いますが、音楽シーンがとてもよかった。クイーンの曲がメロディがとても美しくて、それにフレディの声と歌がいい。だんだんと映画にのめりこんでいって、例の「ライヴエイド」コンサートのシーンでは本当に涙が出るくらい感動しました。
もっとも、僕の大嫌いな同性愛のシーンなどもあって、その場面は思わず目を背けましたがね。
家に帰って、もしやと思って家のCDを探してみたら、この2枚がありました。家人がファンで昔買っていたようです。
やはり映画の表題になっている「ボヘミアン・ラプソディ」という曲が好きですね僕は。
沈黙のパレード ― 2019年02月13日 19時41分36秒
沈黙のパレード(東野圭吾 著)文芸春秋
昨年の週刊文春「ミステリーベスト10」の国内物第1位の作品(「このミステリーがすごい!」では4位)で、「前人未踏の傑作が誕生」と帯に書いてある。期待して読みたくなりますよ。
この東野さんの探偵ガリレオシリーズは、長短合わせて十数冊出ているようですが、近頃では毎回出版されるたびに「シリーズ最高」といったことが書いてある。そのたびに期待を裏切られるわけだけれどもね。今回は「前人未踏の傑作」ですよ。どんなにすごいのかと期待も膨らむわけです。
変質者による殺人と犠牲者の縁者による復讐というストーリーですが、まあたしかによく工夫されている作品です。最後にいわゆるどんでん返しみたいなものも用意されているし、面白いですよ。でもね、です。「前人未踏」というのは言い過ぎです。やはりこのシリーズは、「容疑者Xの献身」が頂点でしょうね。
それに主人公の天才物理学者の性格も少し変わってきたようだし、活躍のキレも少なくなってきたように感じる。アメリカに渡り凡人に近くなったのか。
このガリレオシリーズは、短編のほうが魅力的に描けるのではないのかな、そんな気がします。
昨年の週刊文春「ミステリーベスト10」の国内物第1位の作品(「このミステリーがすごい!」では4位)で、「前人未踏の傑作が誕生」と帯に書いてある。期待して読みたくなりますよ。
この東野さんの探偵ガリレオシリーズは、長短合わせて十数冊出ているようですが、近頃では毎回出版されるたびに「シリーズ最高」といったことが書いてある。そのたびに期待を裏切られるわけだけれどもね。今回は「前人未踏の傑作」ですよ。どんなにすごいのかと期待も膨らむわけです。
変質者による殺人と犠牲者の縁者による復讐というストーリーですが、まあたしかによく工夫されている作品です。最後にいわゆるどんでん返しみたいなものも用意されているし、面白いですよ。でもね、です。「前人未踏」というのは言い過ぎです。やはりこのシリーズは、「容疑者Xの献身」が頂点でしょうね。
それに主人公の天才物理学者の性格も少し変わってきたようだし、活躍のキレも少なくなってきたように感じる。アメリカに渡り凡人に近くなったのか。
このガリレオシリーズは、短編のほうが魅力的に描けるのではないのかな、そんな気がします。
森山良子with九州交響楽団 ― 2019年02月21日 20時51分13秒
昨夜(20日夜)は、仕事の関係で森山良子さんと九州交響楽団とのジョイント公演に行ってきました。会場は、アクロス福岡のシンフォニーホールで、最高のホールです。
森山さんは1948年生まれと僕と同世代ですね。僕らの齢になると、カラオケでもすぐわかるのですが、高音が出しにくくなるし、声に艶が亡くなってくる。ところが彼女はいまだにあのデビュー当時の美しい澄み切った歌声を保っていらっしゃる。本当に努力しているのだなあと感心します。
デビュー曲の「この広い野原いっぱい」から始まって、アンコールの「聖者の行進」まで幅広いジャンルの曲を高音から低温まで完璧に歌い楽しませてくれました。本当に楽しかったです。
でも、惜しいのはスピーカーの音量調整がいまいちで、彼女の歌詞が聞き取りにくかった。よく響くホールの特性もあるのだろうがちょっと残念でした。
しかし、それにしても驚いたのは、10年ぶりに聴いた九響の音が以前に比べて格段に美しくなっていると感じられたことだ。九州交響楽団は、あの素晴らしいシンフォニーホールで鑑賞するに足りる、素晴らしいオーケストラに成長し続けているようです。
森山さんは1948年生まれと僕と同世代ですね。僕らの齢になると、カラオケでもすぐわかるのですが、高音が出しにくくなるし、声に艶が亡くなってくる。ところが彼女はいまだにあのデビュー当時の美しい澄み切った歌声を保っていらっしゃる。本当に努力しているのだなあと感心します。
デビュー曲の「この広い野原いっぱい」から始まって、アンコールの「聖者の行進」まで幅広いジャンルの曲を高音から低温まで完璧に歌い楽しませてくれました。本当に楽しかったです。
でも、惜しいのはスピーカーの音量調整がいまいちで、彼女の歌詞が聞き取りにくかった。よく響くホールの特性もあるのだろうがちょっと残念でした。
しかし、それにしても驚いたのは、10年ぶりに聴いた九響の音が以前に比べて格段に美しくなっていると感じられたことだ。九州交響楽団は、あの素晴らしいシンフォニーホールで鑑賞するに足りる、素晴らしいオーケストラに成長し続けているようです。
花粉症がひどい ― 2019年02月24日 22時37分29秒
花粉症とのつきあいは、もう35年以上になる。僕の場合は、杉の花粉のようだが、近頃はヒノキの時期にまで長引くようになってきた。
毎年2月初めから花粉症の薬を飲んでいるのだが、今年は花粉の飛散が早いうちから多いようで、薬の効きがよくない。
若いうちは、この時期はマスクをしてでも山に登ったのだが(もちろん帰宅後は花粉症がひどい状態になる。)、この歳になるとマスクをして山に登るのは苦しすぎる。かといってマスクなしに杉の植林帯の多い山を歩く勇気はない。
ということで、今月から来月までは、山登りは中止するしかないようだ。ただでさえ加齢により脚力が低下しているのに、ますます登れないようになるなあ。
毎年2月初めから花粉症の薬を飲んでいるのだが、今年は花粉の飛散が早いうちから多いようで、薬の効きがよくない。
若いうちは、この時期はマスクをしてでも山に登ったのだが(もちろん帰宅後は花粉症がひどい状態になる。)、この歳になるとマスクをして山に登るのは苦しすぎる。かといってマスクなしに杉の植林帯の多い山を歩く勇気はない。
ということで、今月から来月までは、山登りは中止するしかないようだ。ただでさえ加齢により脚力が低下しているのに、ますます登れないようになるなあ。
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