井原山のミツバツツジ20232023年04月22日 21時14分01秒

古場岳から井原山(983m)、雷山(955.3m)
 ピーカンの土曜日、気になっていた井原山のミツバツツジを観に出かけた。
山頂に一番近い登山口、古場岳登山口から登る。登山口周辺は、この時期は道路わきが車で満杯になる。ちょっと離れたところに停めて歩き始める。
 登山口は道が直角に折れたところで、表示がしてある。舗装道路が緩やかに登っており、これが結構疲れる。舗装道路の終点が小石ゴロゴロの登山道だ。しばらく植林帯を登ると、送電線の鉄塔のそばに飛び出る。鉄塔の脇を登ると自然林の中を緩やかに登り、笹の多い道となる。
 初めてピンク(というより薄紫かな)の美しい花が目に飛び込んでくる。そばには、「この坂のぼれば」と書いてある札がある。

この坂登れば

 そう、この坂は少し急な坂が15分ほど続く。幾分緩やかになって、美しいミツバツツジがあちこちに咲いているなあ、と思っていたら山頂がすぐ目の前に現れる。
 ピーカンの晴天ではあるけれど、春霞なのか、モヤがかかっていて、山頂からは遠くがよく見えない。秋の空とは違うんだなあ。それなのに今日は、強風がふきつけて怖いくらいであった。

井原山山頂から

 水を一口飲んだら、縦走路を雷山へ。

雷山への縦走路

 急降下した後の縦走路は、なかなか快適である。ミツバツツジもいたるところで美しく咲き誇っている。まだつぼみの樹もたくさんあったが、このくらいの時が初々しくてとてもきれいである。

縦走路のミツバツツジ1


縦走路のミツバツツジ2


縦走路のミツバツツジ3

 雷山までの縦走路は、快適ではあるけれど、結構アップダウンが多く、ピークをいくつ越したのか、地図では主なピークは960mと944mとの二か所くらいだけれど、5つや6つくらいあるような。まあ、結構疲れます。

縦走路のミツバツツジ4

 960mのピークは、とても広い草原状のところで、たくさんの登山者が休憩していた。944mのピークは、「富士山 ふじやま」と書いた標柱があり「富士山国有林73林班」とも書いてあるのだが、どういう意味だろうか。

富士山


 ブナの自然林を通り抜けると、やや平坦な縦走路となり、左に古場への道を分けると、雷山はもうすぐである。見上げて左手に大岩があるところが、雷山山頂の一番手前だ。見つけるとほっとする。

もうすぐ雷山山頂


雷山山頂1


雷山山頂2


 山頂で、昼食後、下山。いったん縦走路をもどりすぐに古場への道を下る。面白くない植林帯をぐんぐんと下ると、20分程度で、狭い橋を渡り、舗装林道に出る。

狭い小さな橋を渡る

 舗装道路は、歩きにくくはないのだが、なんか嫌だな。林道終点にはバーが渡してあり、車は入れない。

林道終点ゲート


右横をすり抜けると、県道(?)で、そのまままっすぐ進む。ずんずん進み、

福岡市のほうへ

 右に「古湯温泉」とあるが、まっすぐ「福岡市(三瀬峠)」のほうにすすむと、やがて駐車したところに戻る。
 ほぼコースタイムで歩くことができたが、やはり疲れました。

 ミツバツツジはとても美しかったのだが、新緑も美しく、夏がもうすぐそこまで来ているのだと実感しました。

新緑も美しい

 帰りには、いつものように鳥飼豆腐の寄せ豆腐を買って帰る。
(10:21)古場岳登山口発、 (10:43)鉄塔、 (10:57)この坂登れば、
(11:18)井原山山頂、 (11:22)縦走路を雷山へ、
(12:20)ピーク富士山、 (12:38)古場分岐、
(12:46)雷山山頂、昼食、
(13:11)下山開始、 (13;16)古場分岐、
(13:38)橋を渡って舗装林道へ、 (13:46)ゲート、
(14:01)駐車場所に戻る。