本陣殺人事件 ― 2025年05月11日 23時27分21秒
本陣殺人事件(横溝正史 著)角川文庫
いろいろ用事がはいるので、なかなか山には行けない。そこで、先日から読もうと思っていた横溝正史の「獄門島」を本棚から引っ張り出してきたのだが、主人公探偵金田一耕助の初出の小説は、「本陣殺人事件」だというから、それならこちらから読もうと、これも埃をかぶった本棚から引っ張り出してきた。横溝正史の金田一耕助シリーズは、家人が好きで若いころに読んでいたようで、本棚の奥にたくさん並んでいるのだ。
金田一耕助は、江戸川乱歩の明智小五郎、高木彬光の神津恭介と並んで日本の三大探偵(ちなみに世界の三大探偵は、ホームズ、ポアロ、クイーン)の一人に挙げられていて、たくさんのシリーズ作品があります。もちろん映像化もたくさんされているようです。
僕は、何故か今まで、本も読んでいなかったし、映像も観ていない。
で、小説は、文庫で200頁弱、中編というところか。角川文庫では他の二編と一緒に掲載されている。
ミステリーとしては、よくできていて、本格好きな読者にも謎解きの楽しみを提供している楽しい小説(中味は凄惨だけど)ですが、それゆえにやや作りすぎというところがあります。
それにミステリー好きとしては、いろんな背景や、小道具などが出てくると、なんとなくトリックの概要がわかってくるものです。それにちょっと無理かなあなんて思ったりもしますよ。
でもやはり、探偵のキャラクターが面白いので、あと数作は楽しめるかなと思います。次はいよいよ「東西ミステリーベスト100」(文芸春秋編平成25年)の国内編第1位にランクされている同シリーズの「獄門島」を読むつもりだ。
なお、この「本陣殺人事件」は、10位にランクインしています。
いろいろ用事がはいるので、なかなか山には行けない。そこで、先日から読もうと思っていた横溝正史の「獄門島」を本棚から引っ張り出してきたのだが、主人公探偵金田一耕助の初出の小説は、「本陣殺人事件」だというから、それならこちらから読もうと、これも埃をかぶった本棚から引っ張り出してきた。横溝正史の金田一耕助シリーズは、家人が好きで若いころに読んでいたようで、本棚の奥にたくさん並んでいるのだ。
金田一耕助は、江戸川乱歩の明智小五郎、高木彬光の神津恭介と並んで日本の三大探偵(ちなみに世界の三大探偵は、ホームズ、ポアロ、クイーン)の一人に挙げられていて、たくさんのシリーズ作品があります。もちろん映像化もたくさんされているようです。
僕は、何故か今まで、本も読んでいなかったし、映像も観ていない。
で、小説は、文庫で200頁弱、中編というところか。角川文庫では他の二編と一緒に掲載されている。
ミステリーとしては、よくできていて、本格好きな読者にも謎解きの楽しみを提供している楽しい小説(中味は凄惨だけど)ですが、それゆえにやや作りすぎというところがあります。
それにミステリー好きとしては、いろんな背景や、小道具などが出てくると、なんとなくトリックの概要がわかってくるものです。それにちょっと無理かなあなんて思ったりもしますよ。
でもやはり、探偵のキャラクターが面白いので、あと数作は楽しめるかなと思います。次はいよいよ「東西ミステリーベスト100」(文芸春秋編平成25年)の国内編第1位にランクされている同シリーズの「獄門島」を読むつもりだ。
なお、この「本陣殺人事件」は、10位にランクインしています。
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