カリフォルニア米2025年06月12日 23時28分39秒

カリフォルニア米
 備蓄米が売っていないか、近くのよく行くスーパーに寄ったら、外米「カリフォルニア米」が売っていたので、購入した。
 値段は、4キロで、税込み2894円。5キロに換算すると3617.円というところか。備蓄米よりたかいけれど、まあそんなところでしょう。ニュースによると関税を払って輸入したらこの値段になるとのこと。
 海外米を買うのは初めてのことだが、味は、まだみていない。

 まあ、国産米が、農家の収入としてどのくらいなら十分なのか、検証しないとわからないけれど、国産米を育てるのなら、国産米はこれ以下で販売しないといけないでしょうね。

 唐突だけど、食糧安全保障という考え方には、同意する部分もあるのだけれど、ずいぶんとまやかしや誤解もあるので、広く深く議論する必要があるのではないだろうか。
 稲作だって、現在では肥料や除草剤などが無くてはどうにもならないし、小麦や他の作物の種苗はどこから確保しているのか、畜産だって飼料がないとやっていけない。そこらへんをそうするのか。すべて純国産できるのか。などなど。

何かと忙しい中で、「国宝」と「ミッションインポシブル」2025年06月12日 20時53分23秒

 先月から、高齢者にとっては多忙な日々が続いているが、仕事以外にもいくつかのことがあった。

先月27日には、久留米で小学校のクラス会があった。以前はほぼ毎年行っていたのだが、コロナで中断して以来の開催だ。参加者も少なくて、その割には幹事が大変だろう。今回で終了ということになった。

 部分入れ歯をなくしたので、歯医者通いが始まった。仕事の合間を縫っての時間調整が難しい。やっとなじんでいたのに惜しい。

 今月に入り、高校の同級生との集まり「朝日会」に参加した。定宿としている鳥越温泉で6日、7日の一泊二日。

 8日の日曜日は、上京して高校の関東支部総会の出席。そこで中学校、高校、大学と同窓という珍しい人と知り合いになった。
 上京したのは、仕事のためだが、たまたま日にちが合ったので参加したのだが、当然空き時間が生じる。

 そこで、映画を二本観た。ひとつは「ミッションインポシブル」の最新作。すごいアクションで、思わず体に力が入った。本当に面白い作品で、娯楽映画の見本みたいなもの。
 もう一つは、「国宝」だ。吉沢亮と横浜流星の大河主役の共演の歌舞伎役者を描いた邦画で、話題作。歌舞伎の世界は、よくわからないけれど、役者の大変さはよくわかる。役者の才能と血筋、家系の意義。僕にとってはちょっと理解が難しい映画だった。

獄門島2025年05月25日 23時03分18秒

獄門島
獄門島(横溝 正史 著)角川文庫

 土日の天気も良くなかった。そこで、読書と音楽。
 横溝正史の二冊目は、「獄門島」にした。
 「獄門島」は、週刊文春刊の「東西ミステリーベスト100」(週刊文春臨時増刊1月4日号 2013年1月4日発行)で、国内編第1位にランクされていて、いわば日本のミステリーのナンバー1ということになっている。
 これも家人が若い頃に読んだものらしく、もう表紙カバーも無くなっていて、ページも黄ばんでいる。だから、老眼の僕にはとても活字が読みにくかったけれど、なかなか面白いストリー^だからすらすらと読めた。もちろん読書用ルーペなどの助けを借りて。
 
 終戦後、復員を待っていた網本の本家に訃報がはいる。持ってきたのが名探偵金田一耕助です。そして、次々に起きる殺人事件。
 トリックは、まあアリバイものといえるのかな。どうやってアリバイを作ったのかがとても手が込んでいるけど、どれもやや無理かなあとも思えるくらい。でもストーリー全体が面白いからまあいいか。

 それにしても、この「獄門島」は、50年以上前に発表されたものである。それが、日本のミステリーの第1位というのは、いかがなものか。社会が激変している今日では、僕らでも理解しづらいところがあるのに、今の若い人が読んでも不思議に思えることがたくさんあるに違いない。ミステリーファンの年齢層がどこら辺にあるのか知らないが、、この「東西ミステリーベスト100」を選んだ人たちは、皆さん高齢者に近いのではないか。
 若い人の選ぶベストミステリーはどうなるのか。

本陣殺人事件2025年05月11日 23時27分21秒

本陣殺人事件
本陣殺人事件(横溝正史 著)角川文庫
 いろいろ用事がはいるので、なかなか山には行けない。そこで、先日から読もうと思っていた横溝正史の「獄門島」を本棚から引っ張り出してきたのだが、主人公探偵金田一耕助の初出の小説は、「本陣殺人事件」だというから、それならこちらから読もうと、これも埃をかぶった本棚から引っ張り出してきた。横溝正史の金田一耕助シリーズは、家人が好きで若いころに読んでいたようで、本棚の奥にたくさん並んでいるのだ。

 金田一耕助は、江戸川乱歩の明智小五郎、高木彬光の神津恭介と並んで日本の三大探偵(ちなみに世界の三大探偵は、ホームズ、ポアロ、クイーン)の一人に挙げられていて、たくさんのシリーズ作品があります。もちろん映像化もたくさんされているようです。
 僕は、何故か今まで、本も読んでいなかったし、映像も観ていない。

 で、小説は、文庫で200頁弱、中編というところか。角川文庫では他の二編と一緒に掲載されている。

 ミステリーとしては、よくできていて、本格好きな読者にも謎解きの楽しみを提供している楽しい小説(中味は凄惨だけど)ですが、それゆえにやや作りすぎというところがあります。
 それにミステリー好きとしては、いろんな背景や、小道具などが出てくると、なんとなくトリックの概要がわかってくるものです。それにちょっと無理かなあなんて思ったりもしますよ。

 でもやはり、探偵のキャラクターが面白いので、あと数作は楽しめるかなと思います。次はいよいよ「東西ミステリーベスト100」(文芸春秋編平成25年)の国内編第1位にランクされている同シリーズの「獄門島」を読むつもりだ。

 なお、この「本陣殺人事件」は、10位にランクインしています。

連休は不発だが、2025年05月06日 23時39分42秒

今年の連休は、全く予定通りにはいかなかった。
理由はいろいろあるが、まあ、仕方ない。
でも収穫というか、僕にとって前向きなことが一つ。というと大げさだな。
ここのところミステリーを読んでいなかったのだが、今日になってようやく読む気になったこと。
 近ごろのミステリーが何故か面白くなくて、どれを読もうかとか考えていたとき、そういえば今世紀になって特に評価されているミステリーにはどんなものがあるのかと調べてみる気になった。そうしたら、早川書房の「ミステリマガジン4月号」が特集で「21世紀翻訳ミステリベスト!」という特集をやっていて、それがすごく参考になったこと。それから思いついて、そういえば「東西ミステリーベスト100」(文芸春秋編2013年発行)という本があって、その国内物第1位にランクされている横溝正史「獄門島」を読んでいなかったのを思い出して、さっきから読み始めたこと。それに昨年のぶっちぎりの国内ミステリー「地雷グリコ」も読んでみたくなった。

 海外ものにはまだ「21世紀翻訳ミステリベスト!」の効果はない。

天拝山2025年04月30日 21時48分47秒

 29日の「昭和の日」は天気が良かったので、近くの低山天拝山(てんぱいざん 258m)に登った。登ったというより散歩したという程度か。
 テレビのニュースで、どこかの藤の花が満開だと言っていたので、そういえば近くの武蔵寺の藤も満開だろうと観に行ったついでに、天拝山の山頂まで往復したというわけだ。
 武蔵寺の藤は盛りを少し過ぎたころだったのか、ちょっと色褪せてみえたけれど、十分に美しかった。

武蔵寺の藤

 天拝山の山名は、平安の昔に、「大宰府に左遷された菅原道真が、自らの無実を訴えるべく幾度も登頂してしたという伝承に由来する。」(Wikipedia) となっているがどうだろうか。そういう目的で登るのなら宝満山のほうが適当だろうと思うけれどな。
 それはともかく、平坦な車も通れるくらいの平坦な遊歩道が山頂近くまで通っていて、最後の400段近くの階段状の遊歩道を我慢すれば、簡単に登ることができる、市民の散歩道になっている優しい低山だ。

山頂直下の階段

 
天拝山山頂

 下山時には、天拝公園のつつじ園で満開のつつじも楽しめた。
 
つつじ園

(11:55)天拝公園駐車場発、 (12:00)武蔵寺、
(12:04)登山口、 (12:40-46)天拝山山頂、 (13:11)つつじ園、
(13:19)駐車場に戻る。


ショパン バラード第1番ト短調Op.232025年04月27日 23時41分55秒

 21日の週は、とても忙しくて土曜日まで仕事をした。それで、今日27日の日曜日は、のんびりと過ごした。
 まだ、活字を読む元気はないので、録画を観たり音楽を聴いたり。
 で、YouTubeでどなたかが、AIにショパンの名曲について尋ねたとのことをあげていた。そこで僕もパソコンのChatGPTを使って「ショパンのピアノ曲で最高傑作は?教えてください。」と質問してみた。

 その結果は、YouTubeの番組と同じで、「バラード第1番ト短調Op.23」
でした。そして、その理由は、「ショパン自身が特に気に入っていたとされるバラード。ドラマチックな構成、情熱と抒情が絶妙に混ざり合っていて、聴く人の心を強く揺さぶります。」とのこと。

 バラードのCDは何枚かあるのだが、今日はルービンシュタインの「バラード&スケルツォ全集」で聴いた。

 スケートの羽生選手が伴奏に使っていた曲で、繊細だが力強い男性的な曲ですね。近ごろはショパンをあまり聴かない、というか音楽をきちんと聴いていないのだが、やはり音楽はいいですね。
 それに連休は、ちらかった書斎を整理して、埋もれた(文字通り)本を取り出して読まなきゃと思っています。

春短か!2025年04月19日 23時57分46秒

暑くなりました!
もう初夏を通り越して盛夏という感じです。半袖で家の中にいても暑いくらい。
そんななか、花粉も少し少なくなったようだし、体調も戻りつつあるので、山歩きを再開した。
 
大城山登山口

 といっても裏山の大城山(四王寺山 410m)までの往復だけど。往復1時間弱のコースを1時間半かけてゆっくり登った。途中に渓流もないし、花など咲いているところもない。コンクリートの横木が渡してある、階段がずっと続く整備された遊歩道を、ひたすら登り下りてくるだけの山歩きでした。少し脚力がもどればもっと別のところに登りたいけど。

大城山山頂

(13:46)駐車場発、 (14:36-50)大城山山頂、 (15:19)駐車場に戻る。

春爛漫2025年04月06日 23時53分02秒

大宰府政庁跡の桜
 いつの間にか春爛漫ですね。花粉症は困るけど暖かくなるのは歓迎。
 しかし、暑くなることを思うと憂鬱。
 4日の金曜日には、大宰府政庁跡の桜を観に行ってきました。もう散りかけていましたが、まだまだ美しい桜でした。ただ、なんだか桜の花びらの色が白っぽく見えるのは、僕の目のせいなのか。
 土曜日は溜まった家事を済ませ、今日日曜日は、溜まった録画と音楽を少々。
 春になると聴きたくなるというか、まあ聴いてみようという曲。ストラヴィンスキーの「春の祭典」。躍動感あるなかなかいい曲です。長さもちょうどいい。
 今日は、ゲルギエフ指揮、キーロフ歌劇場管弦楽団のCDで聴きました。

 家人の骨折もよくなってきたようで、起きだしてきたのはいいのだけど、その分口やかましくなってきた。

死んだわけじゃあないんで2025年03月23日 23時18分04秒

 このブログをいばらく更新しなかったのは、僕自身の体調、仕事、家人の腰椎の骨折等が重なって、本を読んだり音楽を聴いたり、ましてや山歩きを楽しんだりする時間が取れなかったからです。

 昨年末から右上半身に痛みが出ていたのが、1月中旬から耐えられないほどの痛みになって、整形外科にかかっていたけれど、痛みはほとんどとれない。原因は不明。神経痛だろうとのことのようだ。医者ははっきり言わない。今でもマウスを操作すると痛みが走るし、痛みで十分な睡眠ができない。痛み止めもほとんど効かない。
 
 2月の頭には、家人が転んで腰椎を骨折した。2、3か月は安静に寝ておかなければいけないといわれた。仕事をこなしながらの掃除、洗濯、炊事、買い物に家人の介護はまあ疲れる。特に洗濯物を干すのは時間がかかる。

 ということでしばらくはスーパー主夫をしておりましたが、家人の骨折もだいぶ回復の兆しが見え始めたので、気分的にも楽になった。
 仕事は、4月の中旬になれば少しは楽になるだろうし、右上半身の痛みも暖かくなれば少しは良くなるのではないかと期待している。

 近ごろ気になっているのは、トランプ大統領に関する都市伝説で「彼は若いころロシアで洗脳されていて、いわばロシアのスパイがアメリカの大統領になった」という意味の言説があること。
 確かに、彼の停戦案はロシアの有利なことばかり。エネルギーインフラはロシアの生命線だし、黒海もロシアのウクライナ戦略にとって最重要な場所だ。ま、単なる都市伝説ならいいけどね。