ワーグナー 管弦楽曲集2009年10月18日 23時23分06秒

ワーグナー管弦楽曲集
ワーグナー管弦楽曲集 
クラウス・テンシュテット指揮 ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
 ちょっと前にテレビドラマの中で「ワルキューレの騎行」が使われていた。映画「地獄の黙示録」に使われていたあのカッコイイ曲だ。
 それを聴きたくなったが、僕の持っているカール・ベーム指揮ウィーンフィルのレコード「ワーグナー管弦楽曲集1、2」には入っていない。そこで買ったのがこのCDで、これは輸入盤だが、別に国内版も同じ曲目構成で販売されているようだ。
 ゆったりめのテンポで、骨太でドラマチックな演奏は、しかも美しくてとても聴きごたえがある。録音も比較的よくて、どの曲の演奏もとても素晴らしいと思うのだけど、特に「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の盛り上げ方には思わず息をのむ。
 これらの素晴らしくドラマチックな前奏曲等が使われているワーグナーの楽劇は、しかし、僕は全く鑑賞したことがない。残念ながらテレビでもほとんどやっていないし、DVDを買うしかないのかなと思うけれど、購入するお金も、まとまって鑑賞する時間もとれないというのもあるのかな。
 でも、なるべく早い機会にじっくり鑑賞したいと思っている。