ヤナーチェク シンフォニエッタ2009年11月26日 01時31分29秒

ヤナーチェク シンフォニエッタ
ヤナーチェク シンフォニエッタ
ジョージ・セル指揮 クリーヴランド管弦楽団
 ついつい買ってしまいました。村上春樹さんの小説1Q84年で取り上げられているということで話題になっているらしい。
 村上春樹さんの小説は、何一つ読んでいないし、ヤナーチェクの音楽もほとんど聴いたことがないが、なんとなくこの曲が気になっていた。
 小説の中で、どのような状況でどのような役割を果たしているのかは、気になることろではあります。
 が、小説は、当分の間読むことはないとは思いますし、音楽の背景も何も知りません。単に音楽として聴いただけの感想としては、出だしがなんか清国(現代中国ではないですよ)をイメージさせるような感じで面白い。
 ベートーヴェンのような緊迫感はないけれど、まとまりのある二十数分で、交響曲が好きな人には楽しい曲だと思いました。
 CDを買う前に、ネットでいくつかのCDを試聴してみたのですが、演奏者によってかなり違った感じを受ける難しい曲だと思います。このセルのCDは、他と比べるとちょっともったりとした感じを受けるけれど、力強いし、何よりも小説の中で取り上げられているのがこのセルのだというので買ってしまったというわけです。