山と音楽とミステリーと

　休日の23日、午後から北野たけし監督の映画「首」を観に行った。
　北野監督の映画は、「座頭市」くらいしか見ていないが、「首」は、かなり話題になっているので、少しだけ期待して観に行った。

　面白くないとは言えないけれど、正直言って駄作だと思う。
　題名の通り「首」がコロコロ落ちるだけのグロテスクな映画。首狩り族の戦争映画だよ全く。喜劇的なところもあって、豪華俳優をそろえた、コント学芸会みたい。

　信長をどう描こうかは勝手だが、あんないかれやくざみたいなことは絶対にない。やりすぎ。

　それに男色は僕の忌み嫌うもの。俳優さんが気の毒だった。

　映画祭で好評だったとかいう報道もあるけれど、みなさん呆れていたのではないかな。