防虫ネット2009年05月01日 23時50分52秒

防虫ネット
 九州の山は低山で、夏は蒸し暑い。しかも、というか、だからというか、小虫がたくさん飛び回る。顔の周りをブンブンブンブン飛び回ってうっとおしい。上り下りはタオルを振り回して追っ払うことが、いい体操にもなっているけれど。
 そこで、山の店に相談したらこんなネットを紹介してくれたので購入した。まあ、こんどはネットのほうがうっとおしくなるかもしれないけれど、何度か試してみます。

井原山のミツバツツジ2009年05月02日 22時12分31秒

井原山山頂直下
 あまりにもいい天気になったので、つい腰の痛みも忘れて、気になっていた井原山のミツバツツジの様子を見に行った。
 井原山は、福岡県と佐賀県の境にあり、夏のオオキツネノカミソリの群落地としても有名であるが、やはりミツバツツジノ名所としてのほうがよりポピュラーであろうか。
 登山口は、方々にあるが、比較的簡単に山頂を踏むことができる水無鍾乳洞口から登った。渓流沿いの緩やかなコースは、小さな子供を連れたファミリーがハイキングを楽しみに来て、途中の水辺で弁当を開いている。
 山登りとしては、渓流から左にそれて尾根に向かう10分程の急登を頑張ればあとはいたって楽なコースであり、もの足りない歩きではある。
 肝心のミツバツツジは、ちょうど8分咲きくらいであろうか、まだ蕾もたくさん付いていたが、それはきれいな見事なものであった。
 尾根に出てから山頂までの5分程のミツバツツジのトンネルの美しさはやはり他の場所ではあまり見られないのではないか。久しぶりにすっかり堪能しました。
 今週いっぱいが見ごろだと思います。
(11:00)水無鍾乳洞前駐車場発、 (11:33)急坂とりつき、
(11:43)急坂終わり、 (11:56)山頂、昼食
(12:30)下山開始、 (13:15)駐車場に帰り着く

N響の「運命」2009年05月03日 22時30分04秒

エド・デ・ワールト指揮NHK交響楽団ベートーヴェン「運命」
今日のN響アワーで、ベートーヴェンの交響曲第5番をやっていた。エド・デ・ワールトという指揮者だったが、なかなかいい演奏だった。
 出だしはちょっと抑え気味だったが、終楽章は、N響にしては熱くなっていたのではないか。楽しめました。
 しかし、この曲は、聴くのを途中で止めることができないんですね、僕は。必ず最後まで聴いてしまう曲です。

宝満山のしゃくなげ2009年05月04日 17時58分32秒

宝満山のしゃくなげ
 遠方から山の好きな友人が来て、一度は登ってみたいというので、雨の中でしたが宝満山を案内しました。初めての宝満山だから勿論竈神社からの正面登山道を登りました。天気が悪い割にはたくさんの登山者がいるのに友人もびっくり。
 キャンプ場で軽く休んで本降りになる前に下山しましたが、キャンプ場から女道に下ってすぐのところに、写真のようにしゃくなげの小さな群生地があって驚きました。他にも、友人を案内してゆっくり登ったおかげで、いつもは気がつかない宝満山の美しいところにも目が行って、いい山歩きでした。
(8:19)竈神社下駐車場発、正面登山道、 
(10:03)宝満山山頂、キャンプ場に下って休憩(休憩料一人50円)、
(10:45)下山、女道、正面登山道、
(12:20)竈神社駐車場に戻る

岳滅鬼山2009年05月06日 17時07分59秒

岳滅鬼山山頂付近
岳滅鬼山(がくめきやま 1036.8m)
 連休最後の日もいい天気になった。やはり山に登りたくなるね。
 山と渓谷社の「九州百名山」で福岡県にある山は、全部登っていたが、シェルパの「九州百命山」というのがあり、岳滅鬼山がそちらのほうに入っていてまだ登っていなかった。シャクナゲの自生地があるようなので、ちょうどいい時期だと思って出かけた。
 英彦山に登る車道の途中に「しゃくなげ荘」という温泉があるが、その入口の前を200mほど通り過ぎた所に、右に大きな駐車場がある。反対側の高いところには、かっては「観光酒蔵」だったが、今は明太子の「福太郎」のきれいな建物が目立つ。
 舗装された林道は、まだまだ奥まで車で行けそうだが、途中にゲートが設けられているらしいので、その大駐車場に車を停めて、歩き出す。
 登山道は、その林道を15分ほど歩いたところ、左手に古い石の鳥居がある反対側に小さな案内標識があり、右に渓流のほうに下る。ここが見落としやすい。ガイドブックには「くちた木橋」とあるが、見落としやすい。この渓流を渡って右への道に入れば、あとは迷うことはないと思う。
 岳滅鬼峠からは急な登りとなり、岩場も随所に出てきて面白い登りとなる。ロープで難所を越えれば、急にしゃくなげが現れる。
 東峰(偽ピークとか言っていた人もいた。)の周辺がシャクナゲが多いようだったが、犬が岳ほどには群落は見られなかった。
 手前のピーク(岳滅鬼岳との表示もあった)のほうが、標高が高いのだろうけど、三角点があり、岳滅鬼山の表示があるのはその先のピークで、樹がたくさん生えた広い山頂である。周りの樹を切ってあるので、展望がいい。振り返ると東峰が美しい。
 昼食をとり、往路を引き返し、しゃくなげ荘の温泉で汗を流す。
 恐ろしげな名前の付いた山だけど、一部の岩場が小さな子供や高齢者にはきついだろうが、全体としては歩き易い、いい山だと思いました。
 なお、この名前は、「仏教の六道のうち、餓鬼道(物欲)をこの山の岩場で修行して取り去る。つまり餓鬼の心を滅する、ガキメキがガクメキへ転化したのではないかといわれている。」(山と渓谷社「福岡県の山」)そうだ。
 呼び名は、ガイドブックには「がくめきさん」としてあるのが多いようだが、「山と高原地図 福岡の山々(2006年版)」には「がくめきやま」としてあるので、それをとりました。
(9:00)しゃくなげ荘上駐車場発、 (9:15)くちた木橋、
(9:47)大南林道交差地点登山口、 (10:08)岳滅鬼峠、小休止、
(10:38)東峰、 (10:45)岳滅鬼山山頂、昼食、
(11:23)下山、 (11:55)岳滅鬼峠、
(12:08)大南林道交差地点、 (12:40)くちた木橋、
(12:49)駐車場に戻る。

岳滅鬼山のシャクナゲ2009年05月06日 17時09分35秒

岳滅鬼山のシャクナゲ
シャクナゲは、やはりちょっと蕾がある時期が可憐で美しいような気がします。

組曲「惑星」2009年05月07日 22時36分46秒

ホルスト 組曲「惑星」
ホルスト 組曲「惑星」作品32
カラヤン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 連休明けの仕事は疲れますね。連休中は遊んでばかりいたからなおさらです。でも、まだまだ遊びたいですよ。特にこれから夏になると、山の中にテントを張って、夜空の星を楽しむことが最高の楽しみの一つです。
 そんなことを考えていたら、そういえばちょっと前に冥王星が惑星からはずれたなんてニュースがあったな。ということで、その冥王星がはじめから入っていない(作曲当時発見されいなかったらしい)ホルストの組曲「惑星」を聴きたくなった。
 出だしの「火星」のすごいこと、音量を上げて聴いていたら、地響きで家人から叱られた。一応防音室なんですけど。これでもかこれでもかと全く攻めまくられる、圧倒的な迫力です。
 僕の一番好きなのは、やはり最もポピュラーな「木星」です。テレビや遊技場などいろんなシーンで使われているけれど、ドラマチックで雄大な感じを受けますね。
 いろんなことを想いながら、楽しく聴けました。
 さて、今年の夏は久しぶりに九重の坊がつるにテントでも張ろうかしら。

親父山、障子岳2009年05月10日 22時46分03秒

親父山山頂から見た障子岳(左のピーク)
 今日は、母の日なのに、何故か親父山に登ることとなった。近くに祖母山という母のつく山があるからまあいいだろう。なんか訳わからんね。
 ともかく、障子岳(しょうじだけ 1703m)は、九州百名山にも九州百命山にも列せられている宮崎県の山で、九州屈指の縦走コース「祖母・傾」コースの祖母山寄りにある岩山で、標高は縦走路では祖母山に次いで二番目に高いピークである。
 旧九州百名山には入っていなかったので登っていなかったが、シャクナゲやアケボノツツジが美しいというので早起きして出かけた。高速を飛ばしても登山口まで3時間以上かかる。
 熊本インターから国道57号、国道325号線から四季見原林道に入り親父山登山口を目指す。わかりにくいのでナビで四季見原キャンプ場を目指せばいい。
 親父山登山口の表示があるところからも林道が上がっているが、途中から崩壊しているので、表示の周辺に車を停める。その荒れている林道の終点の先から沢を渡って登山道が始まる。それほどの急登ではないものの、親父山まではずっと上りが続くので、結構きつい。が、登り始めからミツバツツジが見事に咲いており、途中からはシャクナゲも加わりとても美しい。
 親父山(おやじやま 1644m 山頂の表記は親父岳とある)の山頂からは、障子岳のピンと尖ったピークとその右のほうには台形状の古祖母山が見える。この「親父」とはクマのことだそうで、かってはこの近辺にもクマが生息していたらしい。山頂にはクマの社がある。
 親父山から障子岳までは、ほとんど平坦で歩きやすい楽しい縦走路となる。障子岳の山頂は、狭いけれど障子岳の山頂付近には、アケボノツツジが見事に咲き誇っておりなんとも言えないくらい美しい。大崩山のアケボノツツジも美しいが、数こそ少ないけれど、岩峰と緑と青空に見事にマッチしたアケボノツツジは、最高に美しい。思わず感嘆の声が出た。
 展望も抜群で、祖母山が眼前に聳え、遠くには傾山までの縦走路が続く。阿蘇山も遠くに横たわり見事な自然の采配である。
 足を延ばして、縦走路から右の烏帽子岩は、さらに見事な展望だし、縦走路をさらに進んだ天狗岩は、アケボノツツジで見事に覆われている。
 帰りは往路を戻った。季節には珍しく30度を超えた暑さで、とても疲れたが、晴天に恵まれ、今までの山行でも最高と言ってもいいくらいの美しい山歩きだった。
(8:57)親父山登山口、 (10:01)親父山山頂、
(10:28-48)障子岳山頂、 (10:58-11:28)烏帽子岩、昼食、
(11:51-12:03)天狗岩、往路を戻る、
(12:31)障子岳、 (12:57)親父山、
(13:46)親父山登山口に戻る

アケボノツツジと阿蘇山2009年05月10日 22時48分03秒

アケボノツツジ
天狗岩付近のアケボノツツジと遠くに阿蘇山が見える。見事な美しさでした。

天狗岩2009年05月10日 22時50分16秒

天狗岩
天狗岩の周りはアケボノツツジが美しく囲んでいました。