道警シリーズ2011年10月24日 23時03分27秒

道警シリーズ
道警シリーズ
 「警察庁から来た男」
 「警官の紋章」
 「巡査の休日」
                     (佐々木譲著)ハルキ文庫

 今月5日に道警シリーズの第1作目の「笑う警官」を読んだ。それからこのシリーズの2、3、4作と読んだのだが、それなりに面白かった。
 それぞれの作品が、そのつど話としては一応完結しているわけだけど、シリーズとしては、ずっと関連があって続いている。だから、このシリーズは、最初から順追って読むほうがいいだろう。
 そして第4作目の「巡査の休日」で、4作全体にわたって結末が付けられることになる。まあ、4作全体で一つの話と見るべきだろう。
 だけど、最終作の巻末の解説では、「シリーズ第一期の」という言葉も見られるので、もしかしたらこのシリーズもまた新しい作品が書かれるのかもしれない。
 僕としては、こんどは福岡県警を舞台にして欲しいのだが、どうだろうか。
 それにしても、偶然というか、この最終作「巡査の休日」を読み終えた今日という日に、テレビでこの作品をドラマ化して放映していた。
 原作とは大きく違う設定でテレビドラマ化してあり、このドラマでは「巡査の休日」と言う意味も全く伝わらないし、全くつまらないものになっていた。
 どうせなら、シリーズ全体をきちんと映画化して欲しいですね。

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