ハルジオンが咲く頃2016年03月07日 00時42分33秒

 どうしようかと思ったけれどやはり書きますね。
 乃木坂46の新曲「ハルジオンが咲く頃」は、乃木坂46では大好きなメンバーの深川麻衣さんの卒業ソングです。歌詞は、彼女のことそのものでしょうね。なかなか感じのいい詩です。
 でもメロディはちょっと単調だな。
 メロディーは、同じころ発表されたAKB48の新曲「君はメロディー」のほうが、僕は好きですよ。
 でも、深川麻衣さんの初めてのセンター曲で、ビジュアル的には彼女の魅力がよく出ています。乃木坂46のイメージそのものといった彼女が卒業するのは、乃木坂46にとって、とても痛手ですね。
 映像は、どちらもユーチューブで見ることができますが、2月26日のミュージックステーションの映像のほうが、いま限定版でネットに公表されているMVよりもいいと思います。

アーノンクールの死去2016年03月08日 00時19分45秒

・ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲集「四季」
 ニコラウス・アーノンクール(指揮) ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
・モーツァルト 交響曲第40番ト短調
  ニコラウス・アーノンクール(指揮) ヨーロッパ室内管弦楽団

 今日の朝刊に指揮者のニコラウス・アーノンクールが亡くなったとの記事が出ていた。今月5日、土曜日に亡くなっていたらしい。
 これで今年になって僕でも知っている大物指揮者が二人亡くなった。もう一人はブーレーズだが、こちらはブログに書きそびれた。いずれ書きたいと思っている。

 アーノンクールは、現役の指揮者でもトップクラスの人気のある指揮者だったらしいが、僕はほとんど知らない。古楽器を用いた古典的演奏でクラシック界に旋風を吹かせたらしいのだが、そこらへんは僕の苦手なところ。
 それでも、少しは気になってCDを何枚かは購入していた。思い出して今夜聴いたのが次の二枚だ。

 一枚目は、イ・ムジチの演奏で超有名なヴィヴァルディの「四季」だ。アーノンクールの指揮したこの「四季」は、イ・ムジチの演奏と全く異なると、僕にでも感じることができる。
イ・ムジチの美しい響きの演奏と違って、アーノンクールのはとてもアグレッシブに聞こえる。違う曲を聴いている感じだ。イ・ムジチの演奏になじんだ僕にはなかなか受け入れがたい感じだ。

アーノンクールの四季


 二枚目のモーツァルトの交響曲は、今夜聴いたのは大好きな40番だった。こちらのほうは、「四季」ほどの違和感はないものの、重たくて曲の持つ哀愁が感じられにくく、やはりワルターの演奏になじんでいる僕としては、なんか違うなーという感じでした。。

アーノンクールのモーツァルト40番

 ということで、彼の追悼のため、久しぶりにステレオの前に座って真剣に聴きました。

筑波山2016年03月17日 23時05分55秒

 今月14日に用事で東京に出かけたので、ついでに筑波山に登ってきた。
 筑波山(つくばさん 877m)は、低山ではあるが日本百名山にあげられている名峰で、関東平野にすくっとたつ形のいい双耳峰である。いつでも登れると思っていたがなかなか機会がなかった。今回はいい機会と思って登った。
 この山は、近頃はロープウェイとケーブルカーが山頂直下まで通り、簡単に山頂に立つことができる。前日までの悪天候で、雨だったらロープウェイかなと考えていたが、15日は嘘みたいな好天になった。
 筑波エクスプレスとシャトルバスでつつじヶ丘まで行き、おたつ石コースを登った。

おたつ石コース登山口

ガマ

 途中からは、昨日降ったという雪が残っており、溶け出してべちゃべちゃの登山道に閉口したが、「弁慶の七戻り岩」など奇岩がたくさんあるコースで、面白かった。

弁慶七戻り岩

 双耳峰の片方で、最高峰の女体山山頂直下は、かなり険しい岩場で、雪で滑らないように用心深く登った。

山頂近くの雪


女体山山頂


女体山から見た男体山

 山頂からは反対側に下ると、双耳峰のもう一方男体山への道となる。鞍部にはケーブルカーの山頂駅があり、その右側が、男体山への登り口だ。男体山までは10分程度の登り。山頂には社と社務所がある。

男体山山頂


男体山からみた女体山

 双方の山頂からは、遮るものがなく、広々とした関東平野を見渡せる。天気がいい割には、少しもやっていて、遠くのほうはよく見えなかった。

ケーブルカー山頂駅


ケーブルカーで下る

 下山は、ケーブルカーを利用して、筑波山神社近くのホテルに宿をとった。夕方になると遠くの富士山が美しく、スカイツリーもかすかに認められ、日が落ちてからは夜景がきらきらと輝いていた。
(12:23)おたつ石コース登山口発、 (13:10)弁慶七戻り岩、
(13:52)女体山山頂、 (14:21)ケーブルカー山頂駅、 (14:35)男体山山頂、
(14:44)ケーブルカー駅に戻る。
 


鳥が人間を襲う!2016年03月18日 21時32分25秒

ヤマドリ
 前回の筑波山登山で書き忘れていた事件ありました。それは、おたつ石コースを登り始めて間もなくのことでした。

 登山道で、僕の左横を鳥が素早く追い抜いていきました。
 おや?まあなんと人馴れしたキジだろうとびっくりしていたら、その鳥は僕のずっと前を登っていた女性に近づき、彼女を威嚇するようなそぶりをし始めました。一体全体何事だろうを見守っていたら、今度は彼女のふくらはぎあたりに向かって飛び蹴りを一発見舞ったのです。

 彼女はびっくりした様子で、鳥を追い払うのですが、鳥はだいぶしつこく彼女を追跡していました。まあ、たぶんなわばりを過ぎたと思われるところくらいまでついてきて威嚇していました。

 その間、後からついていった僕には全く知らん顔でした。

 これはヒチコックばりの鳥による人間攻撃ではなく、たぶん、彼女の服装が色彩的にその鳥とよく似ていたので、別の雄鳥がなわばりに侵入したのと勘違いしたのではないかと思います。
 それにしても、自分の数倍も大きい相手に果敢に向かっていく鳥は気が強いのですね。なるほど、桃太郎のお供が務まるはずだ。

 帰ってからネットで調べてみたら、その鳥はキジではなく、たぶんヤマドリの雄だと思われます。しかも写真をよく見ると右足には白い輪っかがはめられているようです。野鳥観察用のマーキングなのでしょうか?

岩屋公園2016年03月20日 22時20分53秒

 今年になって初めての朝日会で本福岡県東峰村にある岩屋公園に行ってきました。朝日会とは、高校時代の同級生仲間8人と作っているアウトドアの遊びの会です。必ず毎月1回は一泊の登山とキャンプをもう十数年続けて行っています。
 ところが、もう70歳にちかくなってくると、それぞれの事情(親の介護問題が大きいなあ)で、なかなか日程が合わない。今年になって1月、2月と二月続けて流れてしまっていました。やっと昨日今日の土日で、今年最初の朝日会となったのです。
 で、近場の岩屋公園の岩場めぐりをする予定だったのですが、あいにくの雨で、岩場は滑りやすいので中止して、岩屋神社のお参りだけすることに。
 岩屋神社のある岩屋公園は、耶馬日田英彦山国定公園内にあって、奇岩群が有名らしい。県内にこんな公園があるのを知らなかったなあ。

岩屋神社入口


岩屋公園の見取り図


首なし羅漢

 岩屋神社の石の鳥居をくぐって登っていくと首のない羅漢さんが多数安置されている。たぶん明治の廃仏毀釈の時に毀されたのだろう。
 岩の窓をくぐり抜けると、急な石段があり、その上部に岩に潜り込みそうな岩屋神社の本殿がある(ご神体はどうやら隕石?)。
 
岩屋神社への石段

 神殿を横から見ると、大岩が今にも神殿を押しつぶそうかとしているように見える。

巨岩が覆いかぶさる神社本殿

 この周辺が、奇岩群の岩屋公園となっていて面白そうなのだが、ひとめぐり二時間くらいかかるし、今日は雨で危険なので、次回に再訪することとしたのだ。

 宿泊は、予定通り、同じ東峰村にある「ポーン太の森キャンプ場」のロッジ。

ポーン太の森キャンプ場のロッジ


ロッジの内部

 久しぶりの常夜鍋でビールが美味い。おまけに麻雀にも勝って、翌日は機嫌よく帰った。
 
 帰りに寄った道の駅原鶴前の菜の花畑がとても美しかった。

道の駅原鶴前の菜の花畑

驚いたこと、あきれたこと2016年03月26日 00時55分44秒

 乙武君のことは、驚いたなあ。このことについては、まあ詳しくはしゃべれないね。
 橋下さんのテレビ朝日系のタレント復帰番組は、あきれたね。あんなくだらない番組は、誰も二度三度とは見ないでしょう。
 政党色なくしたいのでしょうけど、せっかくタレント復帰なら、経験生かした役割で出てほしいなあ。ショーンさんに代わって報道ステーションのゲストコメンテーターとか面白いと思うけどなあ。

発心公園の桜と発心山2016年03月29日 00時54分16秒

 28日月曜日に発心公園の桜を観に行きました。桜はほぼ満開かな。山にも登ったので疲れた。詳しくは明日の夜書きます。

発心山2016年03月29日 15時25分00秒

発心山(ほっしんざん 697.5m)
 発心山は、独立した山ではなく、耳納連山のピークの一つで、すぐ横には耳納スカイラインが通っている。 車で通り過ぎるときは山頂という感じは全くないだろう。

発心公園の桜2

 数日前にテレビで桜の開花状況を報道していたが、その時久留米市草野町の発心公園の桜がほぼ満開と放映されていた。
 そこで、地元の山なのに登ったことのなかった発心山に桜見物のかたわら登ることとしたのだが、土日は花見客で渋滞だろうから、たまたま天気のいい月曜日(28日)を選んだ。無職はこんな時は都合がいいなあ(4月からは、また少し仕事を始める予定だけど)。
 心配していた公園の駐車場は、まだ少しの余裕があるようだった。駐車場は二か所あるようだが、左奥の舗装された駐車場の右横の舗装道を登って公園のほうに登ると自然歩道の案内標識が現れる。

自然歩道の案内

 この標識が随所に設置されているので、それに従って登っていけば道もきちんとしているし間違うことはないだろう。
 僕は持って行った山と渓谷社の「新・分県登山ガイド39福岡県の山(2004年2月10日)」を見ながら登ったので、当時とは様子が少し変わっており、登り口を探すのにとまどったが、新しい標識に従うのがベストのようだ。
 標識に従うといったんこのような舗装道路に出るのだが、ここを進むとまたすぐ左に登山道の入り口が現れる。
 
自然歩道へ

自然歩道へ

 登山道に入ると現れる二の滝の案内と、これが二の滝?かなと思われるところ。一の滝はどこだかわからない。

二の滝

 地元の低山と侮っていたのだが、登り始めるとこれがとても急な登りで、それがほとんどずっと山頂まで続くという、かなりハードな登りだった。特に、最初登山口を探してうろついた分、かなり登ったと思ったときに現れた「三合目」の案内に間違いではないかと疑うくらいだった。

三合目


蔵跡分岐


尾根コース案内


七合目


この先山頂

 山頂は、どこが山頂かわからないくらいのべたっとしたところであるが、ガイドブックには無かった山頂の表示板が、今はきちんと設置されていた。

発心山山頂

 ここにはかって地元の豪族草野氏の発心城が建っており、難攻不落の城であったという。今では山頂直下には舗装された「耳納スカイライン」が通っており、車でなら簡単に来ることができる。

発心城説明版


耳納スカイライン

 その舗装道を右に200メートルくらい下ると、右手に立派な漱石の句を刻んだ石碑がある。

漱石碑

 そのまた200m先から右に横石コースの案内表示があるとガイドブックに書いてあるのだが、そのまたずっと先まで行ってみたが、そのような案内表示は見つからなかった。だいぶうろうろしたけど予定していた今日の下山コース横石コースのくだり口は、結局わからなかった(2013年ころの豪雨により横石コースは一時閉道になったとか)。
 
 ここかなと見当をつけた場所はあるのだが、今日の体力と午後4時に自宅に来客があるんで戻らないといけないという事情を考えると、いったん下って間違っていた場合の対応が難しいと判断して残念ながら、来た道を引き返し、山頂から往路を戻ることとした。
 急な登山道は、下りこそ用心すべきだ。木の根に足を取られないよう慎重に下った。

 発心公園に戻ると、美しく咲いた桜をしばらく鑑賞し、帰路に就いた。

発心公園の桜2


発心公園の桜1

 朝公園に着いた時にはまだ余裕があった駐車場は、平日というのにもうすでに満杯で、公園周辺の道は、駐車場が空くのを待っている車の列で大渋滞していた。

(9:51)発心公園駐車場発、 (10:12)二の滝、 (10:34)三合目、
(10:46)蔵跡分岐、 (11:16)七合目、 (11:45)発心山山頂、昼食、
(12:06)横石コースへ、 (12:12)漱石碑、 横石コースの入り口不明、
(12:48)山頂に戻る、 (13:41)発心公園に戻る。


再び横綱相撲について2016年03月30日 23時29分51秒

 先日の千秋楽の白鵬の相撲に非難の声があるようですが、僕は一向にかまわないと思います。それどころか大型の力士も小型の力士も大いに土俵の狭さを活用してほしいと思っています。
 体重無差別の唯一(?)の格闘技である相撲で、横綱がどんと構えて横綱相撲を取っていた日には、小さな横綱は体がもたない。短命な横綱になってしまう。日馬富士などよくやっていますよ。
 というより今のような横綱相撲を要求されたら小さな体の力士は横綱になれない。

 そもそも、土俵という絶妙な仕掛けの中での格闘技なんだからそれを上手く活用できてこそ相撲の名手なんだと思います。
 
 牛若丸と弁慶、どちらが主役ですか。土俵の中をひらりひらりと舞うように相手を翻弄する。それこそ相撲の持つ究極の面白さではないですか。
 勿論重量戦車がぶつかり合う相撲も迫力があり、面白いとは思いますが、牛若丸横綱が誕生すれば、相撲はもっと面白くなるし、相撲人気はずっとずっと上がると思っています。