筑波山2016年03月17日 23時05分55秒

 今月14日に用事で東京に出かけたので、ついでに筑波山に登ってきた。
 筑波山(つくばさん 877m)は、低山ではあるが日本百名山にあげられている名峰で、関東平野にすくっとたつ形のいい双耳峰である。いつでも登れると思っていたがなかなか機会がなかった。今回はいい機会と思って登った。
 この山は、近頃はロープウェイとケーブルカーが山頂直下まで通り、簡単に山頂に立つことができる。前日までの悪天候で、雨だったらロープウェイかなと考えていたが、15日は嘘みたいな好天になった。
 筑波エクスプレスとシャトルバスでつつじヶ丘まで行き、おたつ石コースを登った。

おたつ石コース登山口

ガマ

 途中からは、昨日降ったという雪が残っており、溶け出してべちゃべちゃの登山道に閉口したが、「弁慶の七戻り岩」など奇岩がたくさんあるコースで、面白かった。

弁慶七戻り岩

 双耳峰の片方で、最高峰の女体山山頂直下は、かなり険しい岩場で、雪で滑らないように用心深く登った。

山頂近くの雪


女体山山頂


女体山から見た男体山

 山頂からは反対側に下ると、双耳峰のもう一方男体山への道となる。鞍部にはケーブルカーの山頂駅があり、その右側が、男体山への登り口だ。男体山までは10分程度の登り。山頂には社と社務所がある。

男体山山頂


男体山からみた女体山

 双方の山頂からは、遮るものがなく、広々とした関東平野を見渡せる。天気がいい割には、少しもやっていて、遠くのほうはよく見えなかった。

ケーブルカー山頂駅


ケーブルカーで下る

 下山は、ケーブルカーを利用して、筑波山神社近くのホテルに宿をとった。夕方になると遠くの富士山が美しく、スカイツリーもかすかに認められ、日が落ちてからは夜景がきらきらと輝いていた。
(12:23)おたつ石コース登山口発、 (13:10)弁慶七戻り岩、
(13:52)女体山山頂、 (14:21)ケーブルカー山頂駅、 (14:35)男体山山頂、
(14:44)ケーブルカー駅に戻る。