ムーンリバー2024年10月05日 00時01分42秒

 近ごろの政治状況にはうんざりだ。ネットでも言いたい放題。
 日本を取り巻く世界状況が、とても不安定な状況の時、こんなことでいいのだろうか。僕ら団塊の世代は、「造反有理」で、建設的ないい政治家を出してないからなあ。日本の行く末がとても心配です。
 
 で、音楽の美しい世界に癒しを求める。
 先日、僕の好きなテレビの音楽番組「クラシックTV」でヘンリー・マンシーニの特集をやっていた。素晴らしい曲を作る作曲家ですよね。なかでも「ムーンリバー」は、大好きな曲です。特に、映画の中でオードリーヘップバーンが歌うのが一番いい。あんなの生で聴いていたらメロメロになりますよ。ささやくような清楚な歌声は、ずっと聴いていたい(YouTubeで聴けま)。

 実は、ずっと若いころ一度だけそのような経験がある。歌は下手だからと言って、カラオケでは絶対歌わなかった彼女が、僕の耳元で子守唄を歌ってくれたことがある。そのとても優しい歌声は地上のものとは思えない美しさで、至福の時だった。
 ヘップバーンのムーンリバーを聴いたら必ずそれを思い出す。

超低山登山2024年10月13日 23時18分25秒

井野山山頂から福岡市街方面
 この三連休は、天気もまあまあだし、気温も昼間はまだ暑いけれど、それでもだいぶしのぎやすくなった。
 そこで遠のいていた山登りをしたくなってきた。ほぼ3か月山歩きをしていないので、いきなり本格的な山歩きはできないだろうと、まずは近くの超低山から始める。近くの超低山には、もってこいの山がある。往復1時間もかからないが、山頂からの展望は360度開けた素晴らしい山、それが昨日登った井野山(いのやま 236m)だ。
 福岡県の山などには載っていないような超低山だけど、気軽に登れるいい山だと思う。登山口から山頂直下までずっと舗装道路が続いていて、スーツ姿でも問題なく登れる山だ。その割には山頂からの展望は素晴らしい。おすすめの超低山です。
 
(13:28)登山口発、 (14:02-12)山頂、 (14:37)登山口に戻る。

超低山だからと思っていたが、今日は太ももに少しだけこわばりがある。歳のせいかな。

侍タイムスリッパ―2024年10月14日 23時10分38秒

侍タイムスリッパ―
 面白い映画を観た。「侍タイムスリッパ―」という映画で、そもそも自主製作映画でしたが、口コミにより人気が出て、全国放映になっているという話題の映画です。
 主人公は会津の下級藩士で、維新の志士との決闘中に雷に打たれて、現代にタイムスリップする。スリップした場所が、なんと京都の時代劇撮影セットでの撮影中のところ。
 さて、それからどうなるか。
 とても面白い展開ですが、笑いも涙もあるややコメディ調の映画です。面白くて、しかもほろっとする日本人好みの映画だと思います。

うきはの大衆食堂 味楽2024年10月20日 23時08分36秒

 いつだったか、ヤフーに、うきは市の大衆食堂「味楽」のカレーラーメンが絶品だと紹介されていた。ラーメン好きとしては、食べてみたくなるような記事だった。
 今回18日、麻雀仲間でまたもや原鶴温泉に一泊小旅行に行くこととなり、15時現地集合なので、この機会に行ってみようと思い立った。ナビに入れると簡単に案内してくれるので、13時前には食堂のテーブルに座った。
 お店の人に、つい「店のおすすめは何ですか。」と聴いてしまったら、ちゃんぽんだというから、カレーラーメンんは次回としてちゃんぽんを注文した。620円のチャンポンはまあ美味しかったです。井手ちゃんぽんみたいな濃い味ではないけれど、スープには深みがあり、飽きの来ない美味しさでした。次回のカレーラーメンが楽しみです。

味楽のチャンポン

 そのあと、店の人が親切に教えてくれた、近くの美観地区というのか昔の街並みが残ったような風情のある地区へ車で行ってみた。おすすめの「居蔵の館」は地区の特産櫨から作ったロウで財をなした商人の館ですが、無料で公開されていて、一見の価値はあると思います。「居蔵」とは居所と蔵が一体化したという意味らしいです。

居蔵の館

 で、見学後は30分ほどで集合場所の原鶴グランドスカイホテルに到着、麻雀と温泉を楽しみました。今回は麻雀は少しだけ負けた。
 
麻雀を楽しむ




高校の同期会2024年10月20日 23時36分23秒

 毎年、この時期に母校高校の大同窓会が開かれ、それに合わせて同期会も開かれる。今回は、同期の名簿の取り扱いについて、個人情報の取り扱いとして、ひと悶着あったようで、開催が危ぶまれたが、個人的なつながりによる連絡網で通知されるという綱渡り的な開催であった。
 まあ、そういった同期会ではあったが、懐かしい顔も顔ぶれが決まってきたようだ。
 僕も、そろそろ同期会は卒業かなという感じを持った。会いたい、話をしたいという人とは同期会ではなくても、機会を設けて会っているし、そうでもない人とは住む世界も話の内容も合わないなあという感じです。

お別れはモーツァルト2024年10月23日 23時36分06秒

おわかれはモーツァルト
おわかれはモーツァルト(中山 七里 著)宝島社文庫
 大好きな岬洋介シリーズの最新作の文庫版が出ていたので購入して読んだ。実は最新作は別に昨年9月に「今こそガーシュウィン」が出ているが、まだ文庫化されていない。そろそろ文庫化されるかな。

 で、本作です。主人公の探偵役は、世界的なピアニスト岬洋介。司法試験に合格した秀才ですが、これまた天才的なピアニストのほうを選んだ、とても聡明ないいキャラの主人公です。
 ところが、本作の副主人公ともいうべき登場ピアニストが、僕があまり好きになれない実在の盲目のピアニストを想い起こさせる人物ということから、なんかあまり読むのが気が進まなかった。
 それに、岬洋介の登場場面が後半に限られ、出番が少ない。これもシリーズ化されて多くの作品に登場するとこうなるのかなとか思うのだけど、この作品は、それが顕著で面白くない。
 ミステリーとしての出来栄えも、トリック等驚くようなものもなく、まあ普通ですね。やはりこのシリーズは初期の作品が面白い。