フランク 交響曲二短調 ― 2011年09月22日 00時12分12秒
フランク 交響曲二短調
ダニエル・バレンボイル指揮 パリ管弦楽団
フランクのニ短調交響曲というと、すぐに「循環形式による云々」という解説を思い出す。
僕が最初にこの曲を聴いたのはいつだったのか。もう忘れたが、ずいぶん昔のことだったと思う。多分、FMラジオで聴いたのだろう。その時も解説者がやはり循環形式のことを触れていた。
それ以来、循環形式とはどういうことか、とても気にはなっていたのだが、現在に至るまで勉強していないし、理解もしていない。だけども、フランクのニ短調交響曲、ああ循環形式の曲ねと反応する。
先日、テレビの「題名のない音楽会」で、佐渡裕さんの指揮でこの曲をやっていたのを聴いた。佐渡さんは、この交響曲を循環形式というより、転調の連続による効果、転調の名曲として紹介してあったようだ。
今日、思い出して、久しぶりにレコードを取り出した。
そういえば、このレコードは、当時の音楽雑誌でとてもいい録音だと評価をしてあった。当時は、レコードは余程のことがないと買えなかったので、もっぱらFM放送を録音して楽しんでいたのだが、その評に釣られ、いい音でこの曲を聴いてみたくなって、少ない小遣から思い切って買ったのだった。
そして家まで持って帰る前に、家の装置よりもはるかに良い音のする装置のあるところを思いついた。
せっかくなら、良い装置で聴いてみたい。と、レコード屋の近くにある行きつけのクラシック喫茶に飛び込んだのだった。
マスターにかけてもらうよう頼み込んだところ、気安く引き受けてくれた。包装したままのレコードを手渡して、どんな音がするのかなあと期待しながら待っていた。
マスターがジャケットからレコードを出すなり、手を滑らして床に落としてしまった。
「アレー!」
今日、この曲を聴いていたら、出だしの部分に傷があり少し針飛びがする。ああ、あの時についた傷だったなあと、昔のことを思い出しながら、聴きました。
曲は、かちっとしたまとまりと、とてもおしゃれな感じがする素敵な曲で、聴けば聴くほど好きになれるいい演奏です。
でも、やはり出だしの針飛びは気になるから、CDを買おうかなとも思っている。
ダニエル・バレンボイル指揮 パリ管弦楽団
フランクのニ短調交響曲というと、すぐに「循環形式による云々」という解説を思い出す。
僕が最初にこの曲を聴いたのはいつだったのか。もう忘れたが、ずいぶん昔のことだったと思う。多分、FMラジオで聴いたのだろう。その時も解説者がやはり循環形式のことを触れていた。
それ以来、循環形式とはどういうことか、とても気にはなっていたのだが、現在に至るまで勉強していないし、理解もしていない。だけども、フランクのニ短調交響曲、ああ循環形式の曲ねと反応する。
先日、テレビの「題名のない音楽会」で、佐渡裕さんの指揮でこの曲をやっていたのを聴いた。佐渡さんは、この交響曲を循環形式というより、転調の連続による効果、転調の名曲として紹介してあったようだ。
今日、思い出して、久しぶりにレコードを取り出した。
そういえば、このレコードは、当時の音楽雑誌でとてもいい録音だと評価をしてあった。当時は、レコードは余程のことがないと買えなかったので、もっぱらFM放送を録音して楽しんでいたのだが、その評に釣られ、いい音でこの曲を聴いてみたくなって、少ない小遣から思い切って買ったのだった。
そして家まで持って帰る前に、家の装置よりもはるかに良い音のする装置のあるところを思いついた。
せっかくなら、良い装置で聴いてみたい。と、レコード屋の近くにある行きつけのクラシック喫茶に飛び込んだのだった。
マスターにかけてもらうよう頼み込んだところ、気安く引き受けてくれた。包装したままのレコードを手渡して、どんな音がするのかなあと期待しながら待っていた。
マスターがジャケットからレコードを出すなり、手を滑らして床に落としてしまった。
「アレー!」
今日、この曲を聴いていたら、出だしの部分に傷があり少し針飛びがする。ああ、あの時についた傷だったなあと、昔のことを思い出しながら、聴きました。
曲は、かちっとしたまとまりと、とてもおしゃれな感じがする素敵な曲で、聴けば聴くほど好きになれるいい演奏です。
でも、やはり出だしの針飛びは気になるから、CDを買おうかなとも思っている。
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