スタッドレスタイヤ ― 2013年01月06日 22時27分42秒
九州は雪が少ないので、車のタイヤは、年中、夏タイヤですむ。ただ九重などの内陸部の山には、冬にはそれなりに雪が積もる。雪山を楽しむためには、どうしても積雪した道を通って登山口にたどり着くことが多くなる。
僕の車は四駆なので、たいていは夏タイヤのままでもどうにかなるのだが、大雪となるとチェーンを巻かないといけない。まあ、それも年に一度か二度のことだ。
若いうちは、チェーンを巻くのもそれほどわずらわしい作業だと感じなかったが、近頃は、どうもいけない。寒空の下での作業がおっくうになった。
今は、スタッドレスタイヤというのがあって、凍った雪道でもチェーンと同じくらいの制動力があるということは知っていたのだが、なんといっても値段が高い。年に1、2度しかお世話にならないのに、勿体ないと思っていた。
ところが、韓国製のタイヤがとても安価であることを、昨年知った。ネットでの評価はあまり高くないようだが、すくなくともスタッドレスタイヤと銘打って販売しているタイヤが、効用がないわけはないと思い、知人を通じて購入し装着した。昨年末のことだ。
「NEXEN NPriz 4S」というタイヤです。値段は多分、国産品の半額ないしは三分の一くらいだろうか。
そのおかげで、3日の久住山登山も、途中の雪道を快適に通行することができた。チェーンを付けているよりもずっと快適で、きちんと制御できた。
僕は、車マニアではないので、性能の比較もしていないし、正確なことはわからないが、韓国製タイヤは、まだ今は、国産品と比べたら数段劣るともいう。
でも、僕の運転した感覚では、安い韓国製のタイヤは、十分機能していたと思います。
それにしても、このような安くて立派な海外のタイヤがどんどん入ってきたら、そのうち国産品は誰も買わなくなるだろう。
白物家電製品がそうであったように、値段でも品質でも国産品は太刀打ちできなくなる。日本の物づくりはよほど考えないといけない。
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