ゴーストマン 時限紙幣 ― 2014年10月07日 23時14分27秒
ゴーストマン 時限紙幣(ロジャー・ホッブス著 田口俊樹訳)文芸春秋
毎日の仕事帰りに立ち寄るジュンク堂の新刊コーナーに置いてある本が気になって、とうとう買って読んでしまった。
気になったのは、帯の「英米のミステリ賞を総なめ 25歳の天才作家、登場。」という宣伝文句。それに時限紙幣って何だろう?と気になるではないですか。
いわゆるノワール・ノヴェル、暗黒小説ですね。主人公は、犯罪の後始末屋さんで、誰もその正体を知らない。正真正銘の犯罪者で、行うことは全くの犯罪です。が、なぜか惹かれるのです。ダーティヒーローですかね。
過去の失敗と現在の事件を交差させながら展開していく物語は、どこかスティーヴ・ハミルトンの「解錠師」を思い出させるようなところもあるが、それほど繊細ではない。もっと荒削りで大胆。肝心の時限紙幣には最後まで納得させられていないのだが、まあそんなものか。
本書は、出版される前から映像権が高額で売れたというからすぐに映画化されるのではないか。映像化を意識しているような小説です。
それに、続編もすでに書かれているというから、楽しみですよ。新しいダーティヒーローシリーズの誕生ですか。
たぶんこの小説は、年末のミステリーランキングでも高位にランキングするのでは、と思います。
毎日の仕事帰りに立ち寄るジュンク堂の新刊コーナーに置いてある本が気になって、とうとう買って読んでしまった。
気になったのは、帯の「英米のミステリ賞を総なめ 25歳の天才作家、登場。」という宣伝文句。それに時限紙幣って何だろう?と気になるではないですか。
いわゆるノワール・ノヴェル、暗黒小説ですね。主人公は、犯罪の後始末屋さんで、誰もその正体を知らない。正真正銘の犯罪者で、行うことは全くの犯罪です。が、なぜか惹かれるのです。ダーティヒーローですかね。
過去の失敗と現在の事件を交差させながら展開していく物語は、どこかスティーヴ・ハミルトンの「解錠師」を思い出させるようなところもあるが、それほど繊細ではない。もっと荒削りで大胆。肝心の時限紙幣には最後まで納得させられていないのだが、まあそんなものか。
本書は、出版される前から映像権が高額で売れたというからすぐに映画化されるのではないか。映像化を意識しているような小説です。
それに、続編もすでに書かれているというから、楽しみですよ。新しいダーティヒーローシリーズの誕生ですか。
たぶんこの小説は、年末のミステリーランキングでも高位にランキングするのでは、と思います。
四王寺山 ― 2014年10月13日 13時06分03秒
四王寺山(しおうじやま 410m)
腰痛は、一向に改善しない。悪化するのが恐ろしいから、登山も控えているが、このまま全く登れなくなるのも悔しい。明らかに筋力の低下が感じられる。だめでもともと、思い切って登山を開始しよう。だが、いきなり険しいところは不安があるから、裏山の簡単なところから。ということで、三連休の初日、11日土曜日に四王寺山一周に出かけた。
以前は気楽に散歩に登ったコースだ。山と渓谷社の「福岡県の山」では、登山口は大宰府の都府楼跡からとなっているが、登山口はあちこちにあり、我が家の裏、大野城市の運動公園にも登山口がある。
体育館の左手の舗装道路を少し登ると、右手に広い駐車場があり、そこに車を停める。登山口は随所にあるが、わかりやすいのは、駐車場を出て舗装道路を右に登ったところにあるここが一番だと思う。 毘沙門堂1.3キロの案内がある。
腰痛は、一向に改善しない。悪化するのが恐ろしいから、登山も控えているが、このまま全く登れなくなるのも悔しい。明らかに筋力の低下が感じられる。だめでもともと、思い切って登山を開始しよう。だが、いきなり険しいところは不安があるから、裏山の簡単なところから。ということで、三連休の初日、11日土曜日に四王寺山一周に出かけた。
以前は気楽に散歩に登ったコースだ。山と渓谷社の「福岡県の山」では、登山口は大宰府の都府楼跡からとなっているが、登山口はあちこちにあり、我が家の裏、大野城市の運動公園にも登山口がある。
体育館の左手の舗装道路を少し登ると、右手に広い駐車場があり、そこに車を停める。登山口は随所にあるが、わかりやすいのは、駐車場を出て舗装道路を右に登ったところにあるここが一番だと思う。 毘沙門堂1.3キロの案内がある。
登山道は、遊歩道として整備されており横木が渡してある。まあ、こんな感じです。
途中、道路を二回横切って登ると、支尾根似たいなところに出る。ゆるやかに登るとこのコース最後の急登(たいしたことはない)になる。
尾根道に出ると、ほんの少し登れば左に毘沙門堂の石の鳥居がある。石段を登り毘沙門堂の左手を下って登った周りより少しだけ高いところが四王寺山(大城山)の山頂だ。山頂はわかりにくいが、表示がある。
毘沙門堂です。
毘沙門堂の正面石段を下ると、左に赤い鳥居が見える。ここをくぐって周回コースに入る。
周回は、最初はこんな感じですが、すぐに急な下りになります。
下りきったところに、舗装道路が通り、その向こう側に野外音楽堂があります。
立派な施設ですが、はたして利用されているのか。今日は、男性がフルートの練習をされていました。
周回路で分かりにくところの最初がここかな。
音楽堂前の舗装道路を左に少しだけ下ると右手にカーブミラーがあり、そのすぐ先に黄色の柵がある。ここが周回路である百間石垣への入り口だ。
ここをはいってしばらく歩くと、こんな感じのいいところも現れます。
分岐には、案内表示があるので安心。百間石垣を目指せばいい。
道を急降下した先に、百間石垣がある。古代山城、大野城の最大の石垣跡です。整備されていたが、今は草が茂ってわかりにくくなっている。
石垣を過ぎて、舗装道路のほうへ下る。
ここに出る。右手の小川には小さな滝が見える。
ここもちょっとわかりにくいところだ。舗装道路を左に百メートルほど下ると、右手に橋がかかり、「鮎返りの滝」への案内がある。ここが周回路の入り口。
橋を渡ってずんずん奥に進むと、右に鮎返りの滝があり、周回路は舗装道路をまだ先へ。
すぐに、左に勝田・土塁への案内がある。そこを登る。
登りは、ほんの少しだけで、すぐに勝田への案内があり、周回は、勝田と反対方向へ右に進む。
気持のいい、歩きやすい道となる。
分岐には、案内表示があるので、焼き米ヶ原、大原山のほうへ。
途中、左に松川への分岐があるが、そちらへは下らないように。
やがて、ちょっとだけきつい登りになって、そこを登りきれば大原山山頂(355m)だ。
すこしだけアップダウンを繰り返せば、だんだん開けてくる。
焼き米ヶ原です。広々としたところで左下には太宰府市街が広がり、眺めもいいし、とてもいい感じです。トイレなどの設備も整備されています。すぐ近くを舗装道路が通っているのがいやですけど。
ここで昼食。おにぎりと、ミニカップめん。
焼き米ヶ原を通り過ぎると、駐車場があり、舗装道路が通っている。舗装道路を右にほんの少し(5mくらいかな)で左に礎石群への入り口がある。
増長天跡の礎石らしいが、詳しいことは知らない。調べないといけないなあ。
隠された悲恋話もあるという鏡池も傍にある。高所にあるのに年中枯れないとのこと。
礎石群を通り抜けると、大野城の遺跡、土塁跡などをたどるが、どこがどうなのかはっきりしない。せっかくならもう少し整備したらどうだろうか。
下の写真は、古代当時の軍荷運搬用の一輪車専用道路だったとか?
時期になると紅葉が美しい紅葉谷を左に分ける。
ここまでくるとまもなく毘沙門堂だ。
毘沙門堂の石の鳥居が見えてきた。
これで、周回は終わり。登山口に下ることとなる。
途中の展望台での大野城市街の写真撮影。曇り空だったので残念。
久しぶりの四王寺山周回は、ゆっくりで三時間半、結構疲れました。でも心配していた腰痛は、左足先に少ししびれを感じたくらいで、大したことがない。明日、明後日どういう感じか。
(追記 13日現在、ほとんど変化なし。少し安心。登山続けるぞ!)
(11:37)大野城総合運動公園体育館上駐車場発、 (11:41)登山口、
(12:17)大城山山頂、 (12:32)野外音楽堂、 (12:44)百間石垣、
(12:50)鮎返りの滝方向へ、 (12:56)勝田・土塁へ (13:24)大原山、
(13:41-58)焼き米ヶ原、昼食、 (14:01)礎石群、 (14:27)毘沙門堂、
(14:45)展望台、 (14:53)駐車場に戻る。
指山(九重) ― 2014年10月23日 22時30分22秒
指山(ゆびやま 1449m)
久しぶりの休日の晴天となった10月18日土曜日は、朝日会の仲間と九重の指山に登った。指山は、長者原から三俣山を見ると、その手前にぽこっとこぶのように出っ張っている小高いという感じの山である。長者原のたで原湿原と一体となった自然観察路があるハイキングコースだ。
登山口は、長者原からは、雨が池方向に登るコースとスガモリ越え方向に登る二通りある。今回は、スガモリ越えのほうに。
舗装道路をしばらく歩くと指山自然観察路入口の案内があり、そこを左に入り涸れ沢を渡る。
すぐに自然林の気持のいい道となり、やがて右に分岐があり、急な登りとなる。簡単な山だが、この登りは結構きつい。
一時間ほど頑張れば、肩にでて、すぐに小岩の積み重なった小高い山頂に着く。
山頂といっても、目の前に三俣山の大きな山塊がどっしりと聳えているので、ピークに着いたという感じは持てない。
本当は、目の前の三俣山の壁をよじ登って三俣山北峯に至るルートがあるのだが、危険なので、確か今は通行禁止になっているはずだ。
まあ、朝日会は、もともとそんなコースはいかないので、山頂で昼食後、下山。往路を戻る。九重の紅葉は、まだまだこれからという感じだった。
(10:11)長者原・九重登山口発、 (10:31)指山自然観察路入口、
(11:40)指山山頂、昼食、 (12:12)下山、往路を戻る、 (13:24)登山口に戻る。
下山後は、近くの湯坪温泉の貸別荘「とまり木」(かけ流し温泉付き)に泊まり、キムチ鍋を作り麻雀を楽しんだ。
麻雀は惜敗で、年間トップ逆転され、危うくなった
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