アーノンクールの死去 ― 2016年03月08日 00時19分45秒
・ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲集「四季」
ニコラウス・アーノンクール(指揮) ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
・モーツァルト 交響曲第40番ト短調
ニコラウス・アーノンクール(指揮) ヨーロッパ室内管弦楽団
今日の朝刊に指揮者のニコラウス・アーノンクールが亡くなったとの記事が出ていた。今月5日、土曜日に亡くなっていたらしい。
これで今年になって僕でも知っている大物指揮者が二人亡くなった。もう一人はブーレーズだが、こちらはブログに書きそびれた。いずれ書きたいと思っている。
アーノンクールは、現役の指揮者でもトップクラスの人気のある指揮者だったらしいが、僕はほとんど知らない。古楽器を用いた古典的演奏でクラシック界に旋風を吹かせたらしいのだが、そこらへんは僕の苦手なところ。
それでも、少しは気になってCDを何枚かは購入していた。思い出して今夜聴いたのが次の二枚だ。
一枚目は、イ・ムジチの演奏で超有名なヴィヴァルディの「四季」だ。アーノンクールの指揮したこの「四季」は、イ・ムジチの演奏と全く異なると、僕にでも感じることができる。
イ・ムジチの美しい響きの演奏と違って、アーノンクールのはとてもアグレッシブに聞こえる。違う曲を聴いている感じだ。イ・ムジチの演奏になじんだ僕にはなかなか受け入れがたい感じだ。
二枚目のモーツァルトの交響曲は、今夜聴いたのは大好きな40番だった。こちらのほうは、「四季」ほどの違和感はないものの、重たくて曲の持つ哀愁が感じられにくく、やはりワルターの演奏になじんでいる僕としては、なんか違うなーという感じでした。。
ということで、彼の追悼のため、久しぶりにステレオの前に座って真剣に聴きました。
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