母の死2017年03月14日 21時46分15秒

 「きょう、ママンが死んだ。」というのは、カミュの小説「異邦人」の冒頭の文章だが、50年ほど前に読んだにもかかわらず、強烈な印象でいまだに覚えている。
 何故か、やはりその文章を思い出した。
 昨日、母が死にました。
 三年半前から入院していたのだが、昨年11月から重篤な状態に陥り、昨日までよく頑張りました。
 でも、面会に行くたびに、もうほとんど意識もない、酸素マスクを着けて体中にチューブをつないだ姿を見るのは、とてもつらかった。だから、母が静かに息を引き取ったときは、母を失った悲しみもあったが、それよりもどこか安堵感のほうが強かったのも事実だ。
 人が生きているとはどういうことか、生命とはなんだろうか。自身のもう多くない残された時間を改めて想うことになりました。
 それでも、変化のない日常が続くことになるでしょうが。

金立山2017年03月26日 22時40分02秒

金立山(きんりゅうさん 501.8m)
 仲間と山に登りました。金立山は、佐賀県佐賀市にある低山であるが、登りやすくてなかなかいい山でした。
 登山口はあちこちあるようだが、僕らは弘学館高校のすぐ上の駐車場から登りました。

駐車場から登山口へ

 一般の登山口は、この車道を登り、キャンプ場を右折して登るのだが、何故か僕らは駐車場の真ん前にあるこの鳥居に魅かれるように、ここ正現社への石段を登り始めた。

正現岳登山口

 急な石段を少し登ると社務所があり、道を尋ねると地図をくれてとても親切に丁寧に教えてくれた。この道は正現岳への登山口で、金立山はその後ろの山になり、正現岳(333.7m)からの縦走コースとなるようだ。
 正現社上宮直下の急な石段を登り、

正現社直下

 上宮の右手裏のこの石の下をくぐると正現岳への登山道へ続く。

正現社の右裏の大石

 正現岳の山頂は、展望台を過ぎて左折し金立山への縦走路の途中にある。

正現岳山頂

 縦走路の途中には、「正現の滝」という小さい滝もある。

正現の滝

 ほどなくして、このような広場に出る。
 正面の小さな鳥居が山頂への登山口である。どうやらここまでは、車で来ることができるようだ。

金立山山頂直下の広場

 登山口から5分ほどで、金立山の山容に立つ。

金立山山頂

 下山は観音沢ルートを下る。
 このルートは緩やかでとても歩きやすい感じのいいルートだ。
 途中、このルートの名前の由来であろう、このような観音像が岩に刻んであり、吹上観音と表示してあった。

吹上観音

 ぐんぐんと高度を下げると、やがて「佐賀市立金立教育キャンプ場」の横に出て、左折して舗装道路を下れば、すぐに駐車場所に戻りつく。

教育キャンプ場

(10:53)登山開始、 (11:15)正現社上宮、 (11:40)正現岳、
(12:45)金立山山頂直下広場、 (12:48)金立山山頂、昼食
(13:13)下山、 (13:36)吹上観音、 (14:02)キャンプ場、
(14:10)駐車場所に戻る。

 下山後は、近くの古湯温泉「英龍温泉」に泊まり、いつものように麻雀を楽しんだ。

英龍温泉