バカラ ― 2012年10月08日 00時19分27秒

バカラ(服部真澄 著)文芸春秋
バカラは、トランプを使って行われるカジノゲームだそうです。まあ、博打の一つですね。ルールーは全く知らないけど、ブラックジャックと似ているのかな。
10年前に出された本ですが、何故か読まずに本箱の隅に積んでいた。
バカラにはまっている雑誌記者が主人公で、公営カジノの話が新進実業家を絡ませて進展する。そしてその裏に、大きな陰謀が動く。
前半部分は、ちょっともたつくが、後半になって面白くなってくるが、服部真澄さんの作品にしては、ちょっと地味なほうだろうか。
服部真澄さんは、女性作家ということだが、僕がそれまでに読んだ作品「龍の契り」、「鷲の驕り」、「ディールメーカー」のいずれもが、国際を舞台にした、とてもスケールの大きいテンポの速い、しかもとてもおもしろいものばかりだった。
だが、この「バカラ」は、それらに比べるとちょっと「落ちる」のかなと思う。この本が出された2002年の「このミステリーがすごい!」では、まったく取り上げられていません。ちなみにこの年の1位は、横山秀夫さんの「半落ち」です。
気になっていた古い本の一冊をやっと読んだという感じだ。本箱の中には、まだまだ順番を待っている古い本がたくさんある。ちらっと眼をやっては、時間がないなあとぼやく。
バカラは、トランプを使って行われるカジノゲームだそうです。まあ、博打の一つですね。ルールーは全く知らないけど、ブラックジャックと似ているのかな。
10年前に出された本ですが、何故か読まずに本箱の隅に積んでいた。
バカラにはまっている雑誌記者が主人公で、公営カジノの話が新進実業家を絡ませて進展する。そしてその裏に、大きな陰謀が動く。
前半部分は、ちょっともたつくが、後半になって面白くなってくるが、服部真澄さんの作品にしては、ちょっと地味なほうだろうか。
服部真澄さんは、女性作家ということだが、僕がそれまでに読んだ作品「龍の契り」、「鷲の驕り」、「ディールメーカー」のいずれもが、国際を舞台にした、とてもスケールの大きいテンポの速い、しかもとてもおもしろいものばかりだった。
だが、この「バカラ」は、それらに比べるとちょっと「落ちる」のかなと思う。この本が出された2002年の「このミステリーがすごい!」では、まったく取り上げられていません。ちなみにこの年の1位は、横山秀夫さんの「半落ち」です。
気になっていた古い本の一冊をやっと読んだという感じだ。本箱の中には、まだまだ順番を待っている古い本がたくさんある。ちらっと眼をやっては、時間がないなあとぼやく。
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