三郡山2012年10月09日 00時03分51秒

三郡山(さんぐんざん 935.9m)
 天気のいい三連休というのに、小刻みに用件が入り、山に遠出するまとまった時間がとれない。 
 連休最後の今日はたまらず、近場でもいいから登ろうと出かけた。バス停油須原公民館前から宝満川源流コースを三郡山に登る「源流コース」だ。このコースは、九州・山口版の「グリーン・ウォーク」2012年夏号に紹介されていたコース。
 バス停から村落に入り、林道を射撃場の下を通れば、駐車スペースがあり、そこが登山口で、ちょっとわかりにくい。
 登山道は、登る人が少ないのと数回の豪雨で、だいぶ荒れてきている。登るたびに道がわかりにくくなってきた。それでも、なめ滝のある渓流や自然林が多い、この山域ではいいコースだと思います。
なめ滝

苔谷
 

 時間があれば、三郡山から宝満山まで縦走路を歩き、宝満山から長崎鼻まで戻ってから下る「ゴールデン・トライアングル・コース」にしたかったのだが、下山が遅くなるので、「天の泉」から下るコースにした。
三郡山山頂

秋の空

 三郡山の山頂にはススキが伸びて、空にはうろこ雲らしい雲がでて、もう秋だなあという感じでした。でも、今日はちょっと気温が高い。汗が出る。
 三郡山からは、宝満山への縦走路をちょっとだけ下れば、すぐに左に「天の泉」への案内表示があり、そこを下る。
天の泉へ

 「天の泉」は、ちょろちょろと水が湧き出しているところです。立派なロマンチックな名前のような「泉」があるわけでもなく、細いビニール管から水が流れ出しているところで、それでもこれも宝満川源流の一つだと思います。枯れていることが多いのですが、今日はなんとか流れ出していました。
天の泉

 気持ちのいい自然林の中の道を緩やかに下り、すぐに急降下がはじまると、途中から踏み跡がわかりにくくなり、右へトラバースして登り返したりで、道がちょっとわかりにくい。山慣れた人でないと、道に迷うかもしれない。
 やがて、源流コースと合流すると、ほどなく駐車場所に戻る。
 ちょっとものたりない山行だけど、森の中は暗くなるのが早いので、今日はこれが適当だったでしょう。
(11:43)油須原公民館上林道発、 (13:25)三郡山山頂、昼食、
(13:55)下山、 (14:08)天の泉、 (14:34)源流コースと合流、
(15:08)駐車場所に戻る。