城山(勝尾城跡) ― 2017年10月30日 16時03分33秒
城山(じょうやま 498m)
土曜日雨で登れなかったので、今日はとうとう出かけました。曇天だけど日も射している。
城山は、15~16世紀ごろ当地を統治していた筑紫氏の居城として築かれた山城で、朝倉氏の一乗谷城と同規模の城だとの説もあるらしい。
友人のお勧めで、企画されていたのだが、雨で中止したので、本日行ってきました。
県道17号線を鳥栖市の池の内の信号で右折(福岡方面から)して進み、長崎自動車道の下をくぐると、やがて左に勝山城址への案内があるので左折。途中から車1台がやっとという細い道になるので離合に要注意。舗装道の終点左側に大きな広場があり、そこが駐車場だ。グーグールマップでは「鳥栖の筑紫(つくし)神社」と音声入力すれば案内してくれる。
駐車場の反対側が、登山口だ。
石段を登れば、赤い鳥居の手前に左右両方に矢印がある。
鳥栖市教育委員会の案内図では、左は自然公園歩道とある。今回は右の城山登山道を登る。その前に、赤い鳥居をくぐり筑紫神社にお参りして安全を祈った。
右奥のお稲荷さんの横を通り抜けて登ると、
すぐにコースが左右に別れる。右は尾根コース、左は沢コースだ。もちろん沢コースが楽しい。分岐の案内板にはマジックで沢コースと書いてあるだけ。
沢コースに入ると、すぐに小さな滝が現れる。
二段の滝で、その手前を右に巻いて上るとまたすぐに滝が現れる。滝の横には小さな石仏が並んで安置されているが、「13佛建立記念碑」という石柱もある。佛はどうも15体あるようだが?
ここからの登りが少しだけ難しい。登山道は滝の右横を登っているのだがわかりにくい。上部を見上げるとロープが張ってあるので、ああここを登るんだとわかる。本登山道で唯一の危険個所だ。注意深く登る。
やがてまた現れる小さな滝を左に見ながら登ると勝尾城への案内があるので、あとはたんたんと登っていくだけ。
大手曲輪跡あたりからは大きな岩が多くなるが、山頂はもうすぐだ。山頂は、勝尾城の主郭があったところで、勝尾城の伝物見岩とあるところからは、久留米方面の展望が開けている。
少し休憩して、伝二の丸跡のほうに回る。二の丸跡といっても石垣が少し残っているだけであとは何もないところだ。
すぐに帰路に就く。主郭に登る大岩のところまで進み、あとは往路を戻る。こんどは途中から沢コースではなく尾根コースをとる。あの滝の横を下りたくなかったからだ。
下りはあっという間だった。
低山で簡単そうだから、普段着でもいいかなと思っていたが、急な登りもあり登山靴を履いていてよかった。いくら低山でも山はあなどれない。汗も十分かきいい山歩きだった。帰りは、ちょっと久留米方面に足を延ばし、久しぶりに大龍ラーメンの昼食とした。
(8:55)筑紫神社駐車場発、 (9:06)沢、尾根コース分岐、
(9:08)第一の滝、 (9:15)第二の滝、 (9:21)第三の滝、
(9:43)大手曲輪跡、 (9:58)山頂(勝尾城主郭跡)、
(10:14)下山、二の丸跡へ、 (10:23)伝二の丸跡、
(10:56)筑紫神社、 (10:58)駐車場に戻る。
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