警視庁公安Jシリーズ2018年06月17日 22時14分00秒

警視庁公安Jシリーズ
警視庁公安Jシリーズ(鈴峯 紅也著)徳間文庫
 立ち寄った本屋で見かけて、面白そうだと思い買ってしまった。4冊のシリーズで、並べてあったので一緒に買いました。
 昔からお金持ちの警察官が主人公になる小説等はいくつかあって、古くはあの「バークにおまかせ」(テレビドラマ)や「翔んでる警視(シリーズ)」(胡桃沢耕史著)や近頃では、「謎解きはディナーのあとで(シリーズ)」(東川篤哉著)などの主人公が有名ですね。
 このJシリーズの主人公小日向純也は、その誰よりもお金持ちですねきっと。日本を代表する企業グループの御曹司で、東大から国家公務員1種試験を一番で合格した超エリート警察官だが、かなりのわけがあって日蔭の存在に。でもやることは、ある情報を手に入れるのに数十億円を費やすようなこともやるし、格闘技は敵なしのうえ容姿は誰もが見とれるほど超かっこいい。
 漫画のような設定だが、まあ気楽に読むには面白いですよ。シリーズは、今のところ4冊で、それぞれとりあえず完結していて、1冊だけ読んでも面白いとは思います。が、話の大きな流れは4冊全部を読まないと見えてこない。まあ、するすると読めるから、あっという間に読み終えます。
 スーパースターの活劇を気楽に読むことができる面白いエンターテイメント小説です。
 続編はたぶんないでしょう。これで物語は完結しているシリーズだと思います。

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