渋谷署強行犯係シリーズ ― 2011年07月19日 23時30分03秒
渋谷署強行犯係シリーズ「密闘」、「義闘」、「宿闘」(今野 敏 著)徳間文庫
著者の今野敏さんは、僕の大好きな警察小説「隠蔽捜査シリーズ(現在まで4冊)」の作者だ。その今野さんが、もう一つ警察シリーズを書いていることを新聞広告で知った(ずいぶん前だったが)ので、読んだ。
今のところこちらのシリーズは3冊出されていて、3冊目の反応をみて、後を考えるのだとか。
で、渋谷署強行犯係ということなので、やはり警察ものと思いますよね。確かにシリーズを通じて渋谷署の強行犯係の刑事は準主人公扱いで出てくるのですが、主人行は、整体師を表家業とする武道家で、空手の達人である。だから警察物というより、拳法対決シリーズという内容である。
元来「拳鬼伝」としていたものを、昨今の警察物ブームにのって、改題して再発売したものだそうです。著者自身空手3段、棒術4段の腕前を持つ武道家ということだから、警察物よりもむしろこちらのほうが専門なのかもしれない。
物語は、三冊とも同じような運びで、街のチンピラ達が何者か武道の達人によって痛めつけられる。それを黙ってみていられなくなった主人公が、実力で阻止にかかるという内容で、まあ、ワンパターンですね。
文章も内容も簡単で、僕みたいな格闘技好きな者にとっては、興味深く面白いから、あっと言う間に読み終える。土日、一日半あれば3冊とも読めるでしょう。
でも、隠蔽捜査と比べると、やはりどうかなあというシリーズですね。
著者の今野敏さんは、僕の大好きな警察小説「隠蔽捜査シリーズ(現在まで4冊)」の作者だ。その今野さんが、もう一つ警察シリーズを書いていることを新聞広告で知った(ずいぶん前だったが)ので、読んだ。
今のところこちらのシリーズは3冊出されていて、3冊目の反応をみて、後を考えるのだとか。
で、渋谷署強行犯係ということなので、やはり警察ものと思いますよね。確かにシリーズを通じて渋谷署の強行犯係の刑事は準主人公扱いで出てくるのですが、主人行は、整体師を表家業とする武道家で、空手の達人である。だから警察物というより、拳法対決シリーズという内容である。
元来「拳鬼伝」としていたものを、昨今の警察物ブームにのって、改題して再発売したものだそうです。著者自身空手3段、棒術4段の腕前を持つ武道家ということだから、警察物よりもむしろこちらのほうが専門なのかもしれない。
物語は、三冊とも同じような運びで、街のチンピラ達が何者か武道の達人によって痛めつけられる。それを黙ってみていられなくなった主人公が、実力で阻止にかかるという内容で、まあ、ワンパターンですね。
文章も内容も簡単で、僕みたいな格闘技好きな者にとっては、興味深く面白いから、あっと言う間に読み終える。土日、一日半あれば3冊とも読めるでしょう。
でも、隠蔽捜査と比べると、やはりどうかなあというシリーズですね。
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