第九 ベートーヴェン最大の交響曲の神話(中川右介著)幻冬舎新書
昨年も、年末には各地でベートーヴェンの「第九」が演奏されたことでしょう。「第九」の演奏は、日本の歳末の風物詩になってしまいました。
この本は、その「第九」の誕生から現在に至るまでを、演奏の歴史を中心に、膨大な資料に実証させながら、かなりドラマチックに描いている。書き方が上手いのか、へたなミステリーを読むよりよほど面白い。一気に読んでしまった。
おまけにこの「第九」が、わが国で最初に、一般人向けに演奏されたのは、なんとわが母校「明善高校」だったということもわかって(179ページ)、なんだか少し誇らしくて嬉しかった。
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