マーラーの交響曲2012年01月22日 22時13分38秒

マーラーの交響曲
マーラーの交響曲(金聖響+玉木正之 著)講談社現代新書
 昨年末に出されたものです。同じコンビによるシリーズで、「ベートーヴェンの交響曲」、「ロマン派の交響曲」に続く新書の第3弾で、多分三部作となるものでしょう。
 前2冊とも、楽譜がよく読めない素人クラシックファンの僕にとっては、それぞれの交響曲が作曲された背景や、その曲そのものの構成がどのようになされて、どのような意味の下で展開されているかなどを解りやすく丁寧に説明されており、とても参考になるものであった。
 もちろんこの「マーラーの交響曲」も、素人にも十分わかるように配慮されて解説してあり、なるほどなるほどと感心しながら読みました。
 この三部作は、なかなか面白くて為になる交響曲入門書だと思います。
 特に、マーラーについては、ここ数年来、多分ベートーヴェンより多く聴いていて、その音の魅力にとりつかれている僕にとっては、より深く理解する、何よりの入門書となりました。
 中でも、交響曲第4番の解釈は、市販されている概説書とは、また違った新しい解釈でびっくりしたのですが、これもなーるほどと感心することしきりでした。
 このあと交響曲には、ブルとかタコとかが控えているのですが、僕はまだまだマーラーに浸りきりで、とてもそこまでは当分行きつけない感じです。
 いやーマーラーは素晴らしい。