トラブルシューター「もぐら」シリーズ2012年11月01日 21時28分30秒

「もぐら」シリーズ
もぐら、もぐら讐、もぐら乱、もぐら醒(矢月秀作著)中公文庫
 忙しい時のストレス解消にいい本だ。簡単に読めて、それなりにすっきりする。
 主人公は、元警視庁の刑事。ある事件で警察官を辞めて、一人でもめごとよろず解決屋を営んでいる。が、必要な時は警察の闇の刑事の役割をはたす。というあり得ない設定で、ハチャメチャの大活躍。
 初めの三冊は、いくらなんでもそこまではしないでしょうとあきれる展開。強いのなんの、総合格闘技のチャンピオンにだって勝ってしまうかも。格闘シーンにしても、そんなことできないよと思うシーンばかりだから、まともに読んではいけない。あくまでもストレス解消である。
 でも4冊目、最新作の「もぐら醒」では、落ち着いた展開で、まともになってきているようだ。
 主人公はじめ登場人物がいいキャラクターだから、工夫次第でもっと続くシリーズになるかもしれない。

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