海外テレビドラマ ― 2014年02月01日 23時11分36秒
どちらも活躍する場所はニューヨークだ。「スーツ」は、今をときめく辣腕弁護士と天才青年のコンビが活躍する法律事務所もので、アメリカの司法事情がよくわかって面白い。
「スーツ」のほうは、第2シーズンまで終わって、日本では夏から第3シーズンが放映されるらしい。アメリカでも評判がよくて、第4シーズンの撮影が決まったとか。
なお、「スーツ」にはトヨタのレクサスのロゴ「L」が大写しになるシーンが必ずある。スポンサーなのかな。
「エレメンタリー」のほうは、麻薬依存症からの回復をはかる現代のホームズがニューヨークに現れ、付き添い介護人ワトソン(なんと女性なんです)とのコンビで難事件を解決に導く。終盤には、あの悪党モリアーティも出てくるようだから、楽しみだ。
両方とも、とてもテンポがいい。だらだらしたところが全くない。両方とも本当に面白くて、次が待ち遠しい。
2013年のベストミステリー ― 2014年02月02日 22時54分07秒
2013年のベストミステリー
だいぶ遅れたけど今回もまとめてみた。
年末恒例の「週刊文春ミステリーベスト10(週刊文春12月12日号記事)」と「このミステリーがすごい!2014年版」と「ミステリが読みたい!(ハヤカワミステリマガジン1月号特集記事)」の三誌のベストテンミステリーは以下の通り。
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週刊文春 |
このミス |
読みたい |
国内 |
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1 |
教場 |
ノックス・マシン |
ノックス・マシン |
2 |
祈りの幕が下りる時 |
教場 |
64 |
3 |
ノックス・マシン |
ブラックライダー |
ヨハネスブルグの天使たち |
4 |
検察側の罪人 |
アリス殺し |
教場 |
5 |
死神の浮力 |
死神の浮力 |
ロスト・ケア |
6 |
冷血 |
リバーサイド・チルドレン |
リバーサイド・チルドレン |
7 |
リバーサイド・チルドレン |
リカーシブル |
死神の浮力 |
8 |
去年の冬、きみと別れ |
検察側の罪人 |
アリス殺し |
9 |
代官山コールドケース |
星籠の海 |
わたしたちが少女と呼ばれていた頃 |
10 |
夢幻花 |
ロスト・ケア |
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10 |
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祈りの幕が下りる時 |
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海外 |
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1 |
11/22/63 |
11/22/63 |
遮断地区 |
2 |
緑衣の女 |
遮断地区 |
緑衣の女 |
3 |
遮断地区 |
冬のフロスト |
冬のフロスト |
4 |
コリーニ事件 |
シスターズ・ブラザーズ |
夜に生きる |
5 |
ポーカー・レッスン |
夜に生きる |
シスターズ・ブラザーズ |
6 |
冬のフロスト |
ポーカー・レッスン |
ポーカー・レッスン |
7 |
夜に生きる |
イン・ザ・ブラッド |
11/22/63 |
8 |
イン・ザ・ブラッド |
終わりの感覚 |
コリーニ事件 |
9 |
HHhHプラハ、1942年 |
ゴーン・ガール |
終わりの感覚 |
10 |
シスターズ・ブラザーズ |
緑衣の女 |
スケアクロウ |
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このうち、僕が読んだのは「冬のフロスト」だけ。「ノックス・マシーン」は、買ったけど未読。
あとは「教場」、「11/22/63」それに「遮断地区」くらいは読んでみようかなと思っている。
アンナ・ネトレプコのオリンピック讃歌 ― 2014年02月08日 23時37分47秒
英彦山の氷瀑「四王寺滝」 ― 2014年02月15日 21時37分05秒
雪山を楽しみたいが、遠出できない事情があったので、かねてから雪の多い英彦山ならだいぶ積もっているだろう、そうだ英彦山の幻の滝、氷爆「四王寺滝」を見てみたいなと、出かけた。少し朝寝坊したので、場合によっては山頂は踏まないでもいい。
秋月から江川ダムの横を通り、小石原から英彦山に。だいぶ山中を抜けるが、道路には雪は全くない。
ようやく英彦山のしゃくなげ荘を過ぎたあたりから道路にも積雪が見え始めた。チェーン規制の表示があるが、雪もまばらでスタッドレスなら十分だ。さすがに別所の駐車場は、雪で覆われていたが、もうたくさんの車で、満車状態だった。
雪の積もった舗装道路を少しで、参道に出る。参道の長い階段も雪でまっ白である。
奉幣殿からは石段を少し上がり、右に玉屋神社、鬼杉との表示がある右のほうへ。
雪がだんだん深くなる。
しばらく進むと、「玉屋神社、鬼杉」と「鬼杉」という表示がある分岐に出る。
左に「鬼杉」のほうに進む。やがて左手に梵字岩の案内表示が現れると、滝への分岐はもうすぐである。
滝への分岐には、特に表示がなく。「鬼杉1100M 奉幣殿1600M」の表示の横に「危険!」の表示があり、そのスペースに誰かがマジックで小さく「滝」と書いてあるのが立っているだけである。
その奥のほうにも「危険」の赤い文字がいくつか見える。
滝へはそこをはいっていく。雪がどんどん深くなるのでとても歩きにくいし、急勾配なるのでとても疲れるが、シーズンなので、踏み跡で道がはっきり作られており、特に危険な個所はないようだった。
汗が噴き出す頃に、目の前に幻の滝が現れる。
滝の規模は、「難所が滝」のほうが大きいようだが、周辺の景色と溶け込んださまはとても立派な氷爆だ。
滝を越して、山頂のほうにもいけるようであるが、それこそ危険だから止めたほうがいいと地元の人がおっしゃっていた。なので、写真を撮って、さきほどの分岐まで戻る。
さて、ここから山頂をめざそうか。一時間半ほどで南岳の山頂には行けそうだということなので、登り始める。雪はますます深くなり、勾配はますます険しくなる。はじめてのコースなので、所要時間の見当がつかない。踏み跡はしっかり付いているが、雪が深いのでずぼずぼとぬかる箇所が多く、とても体力を消耗する。腰痛の薬は飲んでいるけれど、不安が頭をよぎる。
何組ものオジサンたちが下山してきたが、どの人も、材木石付近は腰までの雪をラッセルしないといけないような状態なので、引き返してきたと口々におっしゃる。僕も相当疲れてきているし、帰宅時間の門限が気になってきたので、今回は、撤退することとした。
急勾配を登りきったところ「三呼峠」で、立ったまま昼食をとる。熱湯で作ったばかりのカップラーメンを手に取ろうとした瞬間、ひっくり返し、熱い麺とスープが、積った雪の中にズルズルと深く落ちていく。慌てたが、あとの祭り。ああ、もったいなかった。
昼食後すぐに下山。下りもアイゼンがきかない深い雪に足をとられて、転倒しそうになりながら滑り降りる。
今回は、幻の滝を見たので、それでいいのだ。
しゃくなげ荘の温泉で汗を流して、帰路についた。
(10:26)別所駐車場発、 (10:34)参道、 (10:54)奉幣殿、
(11:17)「玉屋神社・鬼杉」、「鬼杉」分岐、 (11:24)梵字岩、
(11:31)滝分岐、 (12:02)四王寺滝(氷爆)、
(12:24)滝分岐に戻る、 (12:47)三呼峠、昼食、 (13:05)下山、
(13:48)奉幣殿、 (14:05)別所駐車場に戻る。
2月の朝日会は宝満山 ― 2014年02月24日 23時14分03秒
いつものとおり昭和の森から河原谷の林道歩きから谷を詰めていく。駐車場からしばらくは、全く雪の気配もなく、やはり空振りだなあ、まあ滝の正体を見ておくのもいいかと思いながら登る。林道から山道に移るころから、だんだん残雪が多くなり、途中からはアイゼンを着けないと危なく感じるようになった。
こんなに雪が深いなら、もしかして氷瀑もあるのかなと期待したが、着いてみるとやはり滝はなくて、ただの岸壁が聳えていただけであった。
仕方なく、谷を縦走路まで登りつめ、右へ宝満山を目指す。縦走路もまだ雪がたくさん残っており、楽しい雪歩きができた。
さすがに日当りのいい宝満山の山頂には雪はほとんどなかったが、初登頂のメンバーもいたので、眺めを楽しんでいるようであった。
昼食後は、うさぎ道経由で河原谷まで下った。アイゼンを着けていなかったので、思ったより疲れた。
(9:22)昭和の森林道発、 (10:48)難所が滝(河原谷のおおつらら)、
(12:00-30)宝満山山頂、昼食、 (14:19)駐車場所に戻る。
下山後は、篠栗町まで足を延ばし、篠栗町の「オアシス篠栗」(なんと200円という安さ!)で汗を流し、駅前の「恵比須屋旅館」に泊まって、いつものように麻雀に興じる。
翌日は、南蔵院にお参りし、巨大な「釈迦涅槃像」を見物して帰路についた。
昼食に食べたラーメン屋「三洋軒」(門松の交差点から太宰府方面にしばらく走り、「弁当のヒライ」の隣にある)のラーメンは、とても美味しくて、僕の評価では福岡地区ではベスト5に入る。
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