望雲台からの転落死 ― 2012年11月19日 23時19分32秒
11月17日(土)の西日本新聞朝刊に、「英彦山で女性転落死」という小さな記事が載っていた。16日のことだという。
英彦山には、ついこの前の10日に登ってきたばかりだ。
転落したのは、英彦山北岳に登る途中にある「望雲台」という絶壁の上にある眺望のいい名所である。そこに至るには、ほぼ垂直の壁を鎖でよじ登り、
英彦山には、ついこの前の10日に登ってきたばかりだ。
転落したのは、英彦山北岳に登る途中にある「望雲台」という絶壁の上にある眺望のいい名所である。そこに至るには、ほぼ垂直の壁を鎖でよじ登り、
絶壁に造られた30センチほどの細い道をトラバースし、さらにまた垂直の絶壁を鎖でよじ登ると言う危険な体験をしなくてはならない。
僕のこれまでの山登り体験の中で、最も怖く感じる個所である。いつも事故がないのが不思議だったのだが、とうとう不幸な事故がおこってしまった。山登りをしている人は、どこかこういうことを心の奥ではいつも恐れているのだが、やはりあってはならないことだ。
僕がいつも行く所だけに余計にそう思います。
亡くなった方のご冥福を心からお祈りします。
コメント
_ hayabusa ― 2012年11月28日 21時33分55秒
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今後も望雲台に登る登山者が減ることはないと思われますし、同種の事故を防ぐには、支柱間に渡されたパイプの増設が必要だろうと以前から感じていました。
望雲台だけでなく英彦山には危険な箇所が点在するため、当山の登山を楽しむためには細心の注意を払うとともに、登山に要する体力強化を図っておくことが肝要ではないでしょうか。
英彦山をこよなく愛する皆さんの安全な登山を祈念します。