金時山2018年05月19日 22時42分15秒

金時山(きんときさん 1212m)
 金時山は、箱根山カルデラの外輪山の一角で、外輪山の中では一番高いとあります。金太郎伝説のある山で、富士山の眺望がすばらしい人気のハイキングコースで、日本三百名山にも挙げられている。
 何かのテレビ番組で紹介されているのを見て、一度登ってみたいと思っていた。ちょうど仕事で上京する機会があったので、足を延ばした。前日は大学の同期会も上野でやって、仕事の後の夕食会などもあって飲み疲れもあり、体調があまりよくなかったが、頑張って登った。
 登山ルートはいくつかあるようだが、今回は乙女峠から登り、金時神社のほうに降りた。電車で小田原まで行き、箱根登山バスを乗り継ぎ乙女峠で降りる。バスの時刻等はネットではわかりにくいし、バスは時間通りには来ないので、やはり小田原のバス案内で確認していたほうがいいだろう。まあ、バス停をちょっと歩けばバスの本数は比較的多いので心配はない。

乙女峠

 乙女峠バス停の前に売店があり、その前からの富士山は、天気が良ければ素晴らしいだろう。あいにくの薄曇りで山頂は雲の中だった。

乙女峠登山口

 道路を横断して右のトンネルのほうに少し歩くと左に登山口がある。林道を少し進むと右に登山道だ。登り始めはそうでもないが、だんだんと急な登りとなり、ずっとそれが続く。軽いハイキングの気分だと辛い。

急な登り

乙女峠


長尾山

 乙女峠から途中のピーク長尾山(1144m)まではずっと登りで、それからはかなりのアップダウンがあり、最後はロープなどのある急登となる。山頂直下からは芦ノ湖方面の展望がいい。

金時山山頂直下

 山頂には大きな看板と茶店が二つとバイオトイレがある。この茶店の一つが、「金時茶屋」で、看板娘「金時娘」の小宮山妙子さんで有名であるのだが、今も健在なのかはわからなかった(多分今年で81歳)。店自体も営業しているのかどうかもわからない。

金時茶屋とバイオトイレ

 隣の金太郎茶屋はもう少し新しいようで、賑わっていたので、そこで休憩しキノコの味噌汁を頼んで、持参したコンビニのおにぎりとで昼食をとった。

金太郎小屋

 期待していた富士山の展望も雲が多くて残念。でも雄大らしさは感じることができた。

金時山山頂から見た富士山

 下山は、反対側に下る。かなりの急降下で、転ばないように注意がいる。足が疲れているときはちょっとしたことで転ぶ。明神ヶ岳への分岐を右に下る。下に金時神社経由と書いてあるほうだ。この道が、とても荒れかけているうえに急降下で歩きにくい。時間的には大したことはないのだが、とても疲れる。

明神ヶ岳分岐

登山道

 「金時宿りの岩」との表示がしてある大岩を観れば、金時神社はもうすぐだ。コンクリート作りの立派なお社があるのだが、奉納されたというマサカリはどこにあるのかわからなかった。

金時宿り岩


金時神社

 神社をすぎると舗装道路にでてさらに下るとバス通りに出る。バス通りを20分ほど歩いて下れば仙谷のバス停に出る。ここは多数のバスが通るので帰路も安心だ。
 箱根湯本でバスを降り、温泉宿に宿して疲れをいやした。ハイキングの山だと思っていたが、なかなかしんどい山歩きだった。山としても何度でも登りたくなるような山ともいえないなあ。有名な山だから一度は登っとくかという山だね。
(11:08)乙女峠登山口発、 (11:50)乙女峠、 (12:18)長尾山、
(13:11-43)金時山山頂、昼食、 (14:07)明神ヶ岳分岐、 
(14:41)金時宿り岩、 (15:01)金時神社、 (15:10)バス道路着。
 


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