ヴァイオリンソナタ「春」2012年03月15日 22時03分18秒

ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ「春」
ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第5番へ長調Op.24「春」
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)

 花粉症が嫌なんだけど、やはり春ですね。日中はポカポカと暖かく感じることが多くなりました。
 そこで、春にふさわしい曲をということで思い出したのがこの曲。
 ベートーヴェンにしては珍しくとても明るくて軽快な、春らしい曲です。
 第1楽章の優しい出だしは、すぐに躍動感あふれた元気のいいメロディーに。第2楽章の優しさに溢れた幸福感はいいですね。
 最終楽章の力強い躍動感も大好きです。
 本来、このCDは、「クロイツェルソナタ」を聴くために買ったので、「春」はすっとばしてあまり聴いていなかったのですが、久しぶりにこの曲を聴き、ほんとうに春らしいいい曲だと思いました。
 
 話は、全く違いますが、先の日曜日にテレビの「題名のない音楽会」で、坂本九さんの「上を向いて歩こう」が取り上げられていましたが、その曲について、ゲストの加山雄三さんが、
 「「上を向いて歩こう」は、ベートーヴェンのピアノコンチェルト「皇帝」の出だしの部分と似てますね。」
とおっしゃっていました。
 そのことについては、僕も全く同じように聞こえて、このブログでも「僕は、何故かこの曲の第一楽章を聴くと、坂本九の「上を向いて歩こう」を思い出す。」と書いていた(2007年12月3日)ので、「へー、僕の敬愛する加山さんが僕と同じように感じていたのだな。」と思って、なんだか嬉しくなりました。まあ、それだけのことです。

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