四王寺山一周2017年09月02日 21時03分20秒

四王寺山一周
 少しだけ涼しくなったので、リハビリの山歩きをした。7月1日に九重の猟師山に登ったのが最後だから、ちょうど二か月ぶりになる。この歳になると筋肉の落ちるのは早い。足の筋肉がほとんどなくなったような気分でした。で、宝満山よりもまずは四王寺山から。
 いつものように、県民の森センターに車を停めて出発。

子供の国

 子供の国を左に入り湿地帯を奥に入って左に登れば、焼米ヶ原の近くの道路に出る。右に100mほどで、左に焼米ヶ原の入り口がある。今日は珍しくパトカーが停まっていたが何かあったようだ。
 いつもは、その入り口の対面から礎石群のほうへ時計回りに一周するのだが、今日は反対周りに行ってみる。

焼米ヶ原
 
 焼米ヶ原の右端をずんずん進むとやがてこの周遊コースで二番目に高い大原山の山頂に至る。近くに栗の木があり、ここにも秋の気配が。

大原山山頂


栗?

 今回は、それにキノコがやたら目についた。これも秋の気配なのか。

きのこ1

 
きのこ2


きのこ3


 山頂からずっと下り、松川分岐を過ぎるとやがて小石垣への分岐に出る。左に小石垣のほうへ進む。
 小石垣の上を通って下り、小石垣を見上げる。ここは僕の好きなポイントだ。水を飲んで少しだけ休憩。

小石垣

 目の前の丸太の橋を渡り右のほうに進むとすぐに舗装道路となる。この舗装道路をずんずんと進むと左に鮎返しの滝が現れ、さらに進むと県道宇美線に出る。左に少しで、右に百閒石垣が見えてくる。

百閒石垣

 ここを登って野外音楽堂までが、このコースで一番きついところかな。といっても普通の登山だと登るというほどのものでもないが。

野外音楽堂

 野外音楽堂は、きちんと草刈りがなされていた。誰かが音楽堂を使ったのかな。
 音楽堂の前のトイレの横からまた急な登りとなるが、ほんのわずかな時間だ。登り切って少しで正面に赤い鳥居が見えてきて、右手に毘沙門堂がある。その左奥の小高いところが、四王寺山の最高点大城山(おおきやま 410m)の山頂です。

大城山山頂

 毘沙門堂の下で昼食後、礎石群のほうへ向かう。途中には山城としての大野城の名残の一輪車の道もある。ほどなく増長天礎石群(現在は保存工事のため幌がかぶせてあるが)に出る。ここにはどんな渇水時にも枯れたことがないという池(鏡ヶ池、 という名ほどきれいな水ではなく濁っているが)があり、すぐそばには、いわくのありそうな墓標(?)が二つ並んでいる。

鏡ヶ池

 その先から子供の国へと下ると、県民の森センターの駐車場はもうすぐだ。

県民の森センター

 約二時間半の山歩きは、秋の気配がするとは言え、まだまだ暑くて汗だくで、なんだかかなり疲れてしまった。
(12:00)県民の森センター駐車場発、 (12:14)焼米ヶ原、 (12:34)大原山、
(12:46)小石垣分岐、 (12:53)小石垣、5分休憩、
(13:10)百閒石垣、 (13:27)野外音楽堂、 (13:43)毘沙門堂、
(13:44-14:00)大城山山頂、昼食、 (14:23)鏡ヶ池、
(14:32)子供の国、 (14:35)県民の森センター駐車場に戻る。