九千部山2018年10月20日 23時06分18秒

九千部山(くせんぶやま 848m)
 九千部山は佐賀県と福岡県の県境にある山で、脊振山地の東端にあたる。山頂は鳥栖市にあるのかもしれない(確認していない)。山名の由来には二説あって、その一つは面白い。民衆のために山中で一万部の読経を始めた僧侶が九千部まで読み進めたところでメギツネが化けた美女の誘惑に負けてしまったというもの。やはり負けるよな!
 登山コースはいくつかあって、僕は鳥栖市の立石から御手水の滝経由、石谷山から縦走し、九千部山山頂から大峠を経て福岡県の二日市に近い平等寺のほうに下るコースが一番好きなのだが、いまはもうそんな元気はない。
 今回は、季刊のぼろ2018年秋号(22巻)に紹介されていたグリーンピア那珂川から登るコースを歩いてみた。のぼろでは九千部山頂から石谷山までの往復縦走を紹介されていたが、僕は体力に自信がなかったので山頂までの往復にとどめた。それに紹介されていた「桜谷遊歩道コース」が通行止めの表示があったので、仕方なく「うるしが谷遊歩道」コースの往復になった。
 「うるしが谷遊歩道」コースは長いコンクリート道路を登り、急な階段の多いコースで、前半で結構疲れてしまい、あまり面白いコースではなかった。それに近頃は山歩きの回数が激減し、そのぶん脚力も激弱化しているようで、このようなハイキングコースでもとても疲れてしまった。もう少し山歩きの回数を増やすよう努めます。
 グリーンピア那珂川のゲートのすぐ手前に「桜谷遊歩道」コースの入り口があるが、全面通行止めの張り紙があり、そのまま車でゲートをくぐりもう少し上った「スキップ広場駐車場(現在無料)」に車を停める。駐車場の入り口には一応バーがあって駐車券を取るような設備があるが、車を前まで進めるとバーはあがり駐車場の中に入ることができる。

スキップ広場駐車場

 公園の中に入ると登山道の表示があるのでそれに従い進む。

公園に入る

 舗装道を登ってくと今度は急な階段となり、イノシシの防護柵ゲートがあるので開けて通り元どうりに閉じる。

急な階段を上る


イノシシ防護柵ゲート

 また階段を過ぎて普通の登山道となるが、やたらと林道(廃道)と交差する。

林道と交差

 テープを目印に、林道と山道を出たり入ったりを繰り返すが、わかりにくい。ここら辺は指導標が欲しいところだ。
 いったん山頂の一部に出て、真正面に進むと、舗装車道に出て、突っ切るると佐賀テレビの前にでて右に回り込んで進むと、特徴ある展望台が見えてくる。展望台の向こう側が山頂だ。

九千部山山頂


山頂から博多湾方面

 山頂からは、博多湾や福岡市の東部が見渡せるし、佐賀平野方面の展望もいい。久しぶりにインスタントラーメンを作って昼食とし、帰路は往路を下った。
 なんだかやたらとセイタカアワダチソウが目立った。一時は撲滅に成功したようだが、復活か?

セイタカアワダチソウ復活?

 山歩きとしてはあっけないものだが、今の僕にはちょうどいい程度だった。

(10:13)グリーンピア那珂川スキップ広場駐車場発、
(11:37)九千部山山頂、昼食、 (12:10)下山、 (13:05)駐車場に戻る。


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