新春の難所ヶ滝2018年01月03日 18時09分10秒

三郡山(さんぐんさん 935.9m)
 いい天気で暖かい。こんなんでは九重も雪がないだろうし、高速道路も混んでいるだろうから遠出する気にはならない。地元の宝満山も、正面登山道は太宰府への初詣の人で周辺道路は大混雑だろう。
 そこで初登りは、難所ヶ滝の状態を観にいくこととした。いつものように、車の混まない昭和の森からである。昭和の森の調整池下の駐車場に車を停めて登山。滝が凍った時は満杯になる駐車場も、わずか数台しか停まっていない。
 もちろん、雪は全く見当たらない。風がなく暖かいので、久しぶりに半袖Tシャーツ一枚になって登る。

雪は全くない

 滝は予想に反して、ほんの少しだけ凍っていた。ほんの少しだけですよ。確かにこの河原谷を吹き上げる風は冷たい。手がかじかんでくる。

2018.01.03の難所ヶ滝

 滝の左横を登ると、三郡山への縦走路への道がある。積雪時しか通ったことがないが、ここを登って三郡山に行こう。滝までは、宝満山にしようか三郡山にしようかと迷っていたが、三郡山も長いこと登っていなかった(直近は2012年10月8日)ので、三郡山に決めた。感じのいい道を20分ほどで縦走路に出る。右に宝満山、三郡山は左だ。
 縦走路の途中にある「天の泉」は、今日もちょろちょろと水が流れていた。縦走路を30分ほど歩けば三郡山に着く。山頂直下のいつも通っていたバイパスは、今は通行禁止になっていた。

裏道禁止

 山頂で昼食。山頂のドームの横にまた一つ大きなアンテナが建っていたが、何のアンテナなのかな。

三郡山山頂

三郡山頂から福岡市方面の展望

 昼食後は、若杉山への縦走路を5分ほど下り、案内板に従い左に昭和の森へと下る(欅谷Bコースと案内板に表示してある。ということはAコースもあるのかな。どうなんだろう。)。

欅谷Bコースへ

 この欅谷は、ツキタニと読むようです。「欅(けやき)」は別名「槻(つき)」ということから、そうよばれているのでしょうか。まあ、普通「ケヤキダニ」と読みますよね。
 このコースは、僕は初めてのような気がしていたのですが、帰って記録を調べたら1999年2月にやはり下山路として使っていたようです。あまり記憶がありませんがね。横木を渡した急な下りからはじまり、ロープ等の張ってあるちょっと危ない場所もあるなど面白い道ですが、途中から急に舗装林道に飛び出て、それから40分ほどの長い林道歩きが退屈で疲れます。

滑りそう

この案内板のあるところから急に林道になるのですが、右へ行くのか左に行くのかちょっと迷います。林道に出たら、左に下るのが正解です。舗装林道がすぐ草の生い茂った狭い道になるけど、しばらくでまた大きな舗装林道になります。

ここから林道

 4時間半ほどの山行でしたが、結構疲れました。
(10:30)昭和の森駐車場発、 (11:55)難所ヶ滝、 (12:21)三郡縦走路、
(12:53)三郡山山頂、昼食、
(13:30)下山、若杉山のほうへ、 (13:36)昭和の森分岐(欅谷Bコース)、
(14:16)舗装林道に出る、
(14:46)キャンプ場、 (14:56)昭和の森駐車場に戻る。