山と音楽とミステリーと

　田中陽希さんといえば、日本百名山、二百名山を人力のみで一筆書きで登り切った冒険家ですね。山登りを趣味とする僕は、彼のあのがんばる映像をみて感動したり、驚嘆したりしました。
　その彼がついに今年元旦からまた旅に出たようです。今度は、屋久島から北海道利尻島までの日本三百名山全部を二年かけて、人力で、一筆書きで登るそうです。4月からテレビで「グレートトラバース３」として放映も始まるようで、楽しみにしています。
　そのプロローグとして、彼が、昨年末雪の北海道の山々に挑戦する番組が先日放映されましたが、さすがの陽希さんも雪と天候にはてこずったようです。
　僕も極寒の雪山でのホワイトアウトは、若い頃一度経験したことがありますが、本当に恐怖でパニックになりそうでした。それに晴れていても一面に積もった雪で登山道が全く分からなくなり、いきなりズボット腰くらいまで雪に埋もれたり、片足だけがズボッといって、転倒したりしましたね。重い荷物を背負っていると、なかなか立ち上がれませんので、慌てます。冬の山は、よほど気を付けないといけません。
　しかし、まあ九州は年末年始にあまり雪が降りませんね。今日は、こちらは何ともなかったのですが、九重辺りはどうだったのですかね。